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パリに滞在中のジャスティン・ビーバー(19)が、仏時間18日にチェックインしたホテルを追い出されるという珍事が発生した。Us Magazineが伝えている。
ビーバーが逗留していたのはパリの老舗高級ホテル「ル・ムーリス」のスイートルーム。大勢引き連れているスタッフや友人のためにも計7部屋のスイートをビーバー自ら予約したという。このホテルはブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー、ビヨンセ&ジェイ・Z、さらにはマドンナなど、セレブ御用達の宿だけに、ビーバーもパリに来ればここに泊まるだろうとファンは予測。結果的にそれは大当たりで、パリのビーバーファンがル・ムーリスに大挙して押し寄せてしまったのだ。
建物をぐるりと囲んだファンの群れに、付近は一時パニックに。「若い子たちが至るところで叫んでいましたね。他の客にはいい迷惑ですよ」とその場に居合わせた人は言う。しかも、ビーバはファンを静めることもせずに歓声に応え、あまつさえ騒ぎを煽っていたという目撃証言もある。
現場を取材していたテレビ&ラジオパーソナリティのジャン・マルク=モランディーニが自身のブログで「今、ちょうど、ジャスティン・ビーバーがムーリスホテルを追い出されました!」と実況し、騒動が全世界に知られるに至った。
その後、マンダリン・オリエンタルにチェックインし直したが、ビーバーの代理人は「ル・ムーリスを追い出されたわけではない」と語気を強める。
「ジャスティンがマンダリン・オリエンタルにホテルを変えたのは、ル・ムーリスに十分なセキュリティ設備がなかったからです。彼のために地下からの入り口も用意されていなかったし。警備も手薄でした。そして駐車場もなかった。こういった状況から、ジャスティンとファンの皆さんのために安全ではないと判断し、宿を移ったのです」。
一方、ル・ムーリスのスポークスマンも、「ジャスティン・ビーバー様は御自分の意志で出て行かれました。どこにお移りになったかについては存じません。我々はお客様を締め出すようなことは致しません」と、ビーバーが自ら退去したことを強調。
つまみ出されたのか、自分から出て行ったのか。真実は定かではないが、本日夜に行われるコンサートに影響が出ないことを祈る。