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ロナルド・レーガン元米大統領の次女で女優・小説家のパティ・デイヴィス(61)がレズビアンを題材とした小説を自費出版した。Daily Mail紙が伝えている。
「Till Human Voices Wake Us」というタイトルのこの本は、息子を亡くした後に義理の姉妹と恋に落ちる女性の姿を描いている。「自叙伝では?」と見る向きもあるが、デイヴィス本人は「私はレズビアンではないし、自伝でもない」と否定している。
amazonの書籍紹介には、「私はこれまで8冊の本を出しました。しかし、近年、私が他の大多数の作家と同じ立場にあるということに気づきました。出版社にイエスと言わせるのは本当に難しいのです。いくつもの出版社を回ったけれど、オファーしてくれるところは皆無でした。だから、Till Human Voices Wake Usを自費出版することにしたのです」と正直に綴っている。
デイヴィスはレーガンとその2人目の妻・ナンシーとの間に1952年に誕生。共和党保守派の最先鋒だった父に反発して自由主義者となり、妊娠中絶の自由やゲイの人々の権利を主張したり、核兵器反対運動に身を投じたりと、レーガン家の異端児として知られるようになった。レーガン家の内情をテーマに執筆活動も行い、41歳のときにはPLAYBOY誌でヌードを披露し物議を醸すこともあったが、レーガンが引退後、アルツハイマー病に罹患していることを告白した後に和解し、親子関係は修復されたという。
「Till Human Voices Wake Us」は米amazonにて3ドルで販売されており、日本でもKindle版が285円で購入できる。