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(C)Beyonce/YouTube

米Appleは米国時間16日、13日にリリースされたビヨンセのアルバム『Beyoncé』が発売後3日で82万8,773回ダウンロードされ、iTunes史上最速の売り上げを記録していることを発表した。これまでのリリース初週の売り上げランキングの首位保持者は61万7,213回のテイラー・スウィフトだったが、これを大きく上回った。

もっとも、販売経路をiTunesに限定した上、曲のバラ売りもされなかったことが、アルバムのダウンロード回数を押し上げたとも言える。しかし、「ビジュアル・アルバム」と呼ばれる今作の収録数は14曲以上、さらに17本のビデオも含まれており、15ドル99セント(約1,648円)という値段を考えると非常に豪華な内容となっている。夫のJay-Z、やR&Dシンガーのフランク・オーシャン、ラッパーのドレイクなどが楽曲を提供し、ラストトラック「Blue」は一人娘のブルー・アイヴィーをフューチャー。ビデオでも母娘の共演が見られる。また、すべてのビデオはYouTubeで30秒バージョンが公開されている。

「これまでやってきたような方法で売りたくなかったの。退屈なんだもの。今回はファンのみんなと直接話しているような感じがするわ」とビヨンセ。この勢いであれば、発売1週間目となる20日までに、100万回の壁を打ち破るかもしれない。

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