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スーザン・ボイルを輩出したオーディション番組「Britain’s Got Talent」のノルウェー版「Norway’s Got Talent」で、また新たな才能が発掘された。
まだ歯も生えそろわない7歳の少女、アンジェリーナ・ジョーダンは、4人の審査員と会場を埋め尽くすオーディエンスを前に、緊張する様子もなく自己紹介。「何を歌ってくれるの?」という質問に「ビリー・ホリデイの『Gloomy Sunday』」を歌います」と答え、音響担当に自らGoサインを出し、演奏が始まった。
少し舌足らずではあるものの、そのハスキーでソウルフルな歌声は、会場の大人たちの心を鷲づかみにしたようだ。驚きのあまり口を閉じることも忘れて聴き入る人もいれば、涙を拭う人もいる。歌い終えると、満場のスタンディングオベーションが贈られ、女性審査員は「あなたからは円熟したソウルを感じるわ」と絶賛した。
審査員は全員が合格判定を出し、アンジェリーナの次ラウンド進出が決定した。この様子を収録したYouTubeの動画は、12日朝の時点で250万回以上も再生されている。