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International Business Times

カルト集団の指導者であり、シャロン・テートを含む5人の殺害を首謀したことなどから悪の象徴として広く知られるチャールズ・マンソン。80歳になった現在もカリフォルニア州のコーコラン刑務所で終身刑に服しているが、このたび結婚許可証を入手したことがわかった。

 

相手は過去9年に渡り、マンソンの釈放を求めて支援活動を行ってきたアフトン・エレイン・バートンという女性で、年齢はなんと26歳。16歳のときにマンソンを知り、彼が提唱する環境哲学「ATWA(Air、Trees、Water、Animals)」に心酔。刑務所の近くに引っ越し、「チャールズ・マンソンを直ちに釈放せよ」というタイトルのブログでメッセージを発信し続けてきた。

 

AP通信の取材に対し、バートンは「ええ、本当よ。結婚するわ。私は彼を愛しているの。私は彼と共にある。それ以外に必要なものなんてないのよ」とコメント。しかし、仮釈放なしの終身刑に服しているマンソンに夫婦面会の権利はない。その点に関してバートンは、マンソンの支援活動に生きがいを感じており、法律上の妻となることで彼の情報を他人が利用しないように管理することが目的であるため、問題はないと断言している。

 

コーコラン刑務所のスポークスマンによると、結婚式の日取りは未定だが、許可証の有効期限である来年2月上旬までに執り行われる予定だという。また式には、10人までと決められてはいるものの、外部からゲストを招くこともできる。

 

ファミリーのうち、レスリー・ヴァン・ホーテン、パトリシア・クレンウィンケル、チャールズ・“テックス”・ワトソン、ブルース・デイヴィス、ロバート・ボーソレイユは今もなお服役中。テート殺害の主犯であるスーザン・アトキンスは2009年、がんのため獄中で死亡している。

 

 

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