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全世界で空前の大ヒットとなったディズニー映画『アナと雪の女王』の続編製作プロジェクトがいよいよ動き出したようだ。エルサ役を務めたイディナ・メンゼルが、英紙Guardianのインタビューで続編の噂について尋ねられ、「もうみんな取りかかっているわよ」と答えたことから発覚した。
「ミュージカルではなく、映画?」とインタビュアーが念を押すと、メンゼルは「ええ、確かよ。舞台ではないわ。どんな風になるのかはわからないけれど、映画よ」と断言していることから、信憑性は高いと思われる。
2月の時点で、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの副社長アンドリュー・ミルスタインはThe Hollywood Reporterに対し「現時点で続編を作る予定はない」と話していたほか、4月にも社長のアラン・ホーンが同様のコメントを残している。また、ディズニ/ピクサー作品では、『トイ・ストーリー』や『カーズ』『モンスターズ・インク』など続編が作られることはよくあるが、1937年の『白雪姫』から始まるディズニーアニメの歴史の中で、このようにシリーズ化された例はない。『くまのプーさん』は2作公開されているが、続編という位置づけではないためナンバリングもされていない。
来年春には7分間の短編『Forezn Fever』が公開されることが決まっているが、正規の続編ともなるとディズニーアニメの例外中の例外と言っても過言ではないだろう。しかし、全世界で12億7千万ドル以上もの興行収入を稼ぎだし、DVDや関連グッズも飛ぶように売れている現実を見れば、経営陣も方針を転換せざるを得なかったのかもしれない。とはいえ、まだまだ「噂」の域は出ない。スタジオからの正式な発表を待ちたい。