生まれて間もない子どもが緊急入院した上、ようやく退院できたと思ったら駐車違反切符まで切られていた……想像するだけで胃が痛くなる話だ。まさにそんな状況に追い込まれた母親を、1枚のポストイットが救ってくれたエピソードが耳目を集めている。
オーストラリアに住むある女性の生後9週間になる息子が緊急入院した。幸い命は取り留め、数日後に退院。止めておいた車に戻ると、ワイパーには駐車違反切符が挟まれていた。落胆しながら封筒を開けると、ピンク色のポストイットにメッセージが残されていた。
「あなたの車に駐車違反切符が置かれているのを見ました。あなたは今病院にいて、きっと辛い思いをしているのでしょう。だから、私が払っておきました。良くなるといいですね。ローラ」
彼女はこの素晴らしい心遣いに感動し、Facebookの育児コミュニティにメモの写真と共に感謝の言葉を投稿した。
「この書き込みをローラが見つけてくれたら良いのだけど。そして、どれほど私があなたの手助けに感謝しているかを伝えたい。本当にありがとうございました」
この一連の出来事は地元テレビでも放送され、「“ローラ”は一体どんな人物なのか」という話題で持ちきりだ。