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Lane Thomas Foundation

フロリダ州オーランドのディズニーワールドで、2歳のレーン・グレイヴスくんが人工湖に住むワニによって水中に引き込まれ死亡するという痛ましい事故が起こってから約10日。「フロリダ 魚と野生動物保護委員会(Florida Fish and Wildlife Conservation Commission:以下FWC)」は、このワニを安楽死させたことを公表した。

「レーン・グレイヴスくんの家族を思って我々が抱く深い悲しみは筆舌に尽くしがたい。これからも、レーンくんを失った家族の皆さんの苦しみに寄り添っていきたいと考えています」とFWCのエグゼクティヴ・ディレクターはコメントしている。

FWCの爬虫類専門家が人工湖を詳しく調査し、6匹のワニを“人道的に”捕獲。歯科学者の協力のもと、レーンくんを襲った個体を突き止め、安楽死させた。

FWCは「ワニが人を襲うのは、フロリダでは非常にレアなケース」だと言うが、ディズニーワールドは現場付近にワニとヘビの生息地であることを警告する看板を立て、水に近づかないよう警告している。

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