2011年に撮影された親子スリーショット。中央がチェスター・ハンクス
(写真:REX FEATURES/アフロ)
トム・ハンクスには3人の息子がいる。1人は前妻サマンサ・ルイスとの間にもうけたコリン・ハンクス(39)。彼は俳優として地道に努力を重ね、映画、テレビで広く活躍中だ。そして現在の妻リタ・ウィルソンが産んだチェスターとトゥルーマン。“ダメな2世”を地で行く兄チェスターの醜聞は枚挙に暇がない。
白人ラッパー、チェット・ヘイズとしてデビューするも、黒人差別発言の連発で大いに叩かれ、アルコールや薬物は10代から常習。2014年にはコカイン依存症でリハビリ施設に入所している。昨年はロンドンで暴力沙汰を起こし、器物破損で指名手配されてしまった。そんな不肖の息子、チェスターがInstagramに投稿したビデオメッセージで子どもが誕生していたことを公表した。
「今日は報せたいことがある。僕には娘がいるんだ。そう、娘だ。彼女の誕生は僕の人生で最高の出来事だ。彼女がいるから、僕は人生を見つめ直し、酒やクスリを絶った。1年半くらい、何もやってない」
In Touchによると、娘の母親は、チェスターと一夜の関係を持ったティファニーという名の女性。4月に生まれた娘が「人生を根底から変えてくれた」とチェスターは周囲の人に話しており、現在は自身の過去の体験を活かしてドラッグカウンセラーとして働いているという。トムとリタは3人目の孫の誕生をとても喜んでいるそうで、今年のハロウィンも一緒に過ごしたのだとか。
「娘の写真をここに上げる気はない。子どものプライバシーは侵されるべきではないんだ。彼女は投稿されるためのモノじゃない」とチェスターは続ける。動画に添えたキャプションでは、自分の決して自慢できない過去が、娘に悪影響を及ぼすことを恐れていると正直に告白している。