今月9日、米フロリダ州の雑木林の中で、トリスティン・ベイリーさん(13)の刺殺体が発見された。その翌日には14歳の少年が逮捕されていたが、27日に明らかにになったその残虐性により、容疑者を成年として起訴すると州検事のR.J.ラリザ氏が発表した。FOX30などが報じている。
当局は、ベイリーさんの遺体に114カ所もの刺し傷があったことを公表。USA TODAYによると、少なくとも49カ所が手と腕と頭に集中していたという。ラリザ氏は「トリスティン・ベイリーの受けた刺し傷の多さから見て、明かに計画性があったものと推察される」とコメント。「14歳の子どもを第一級殺人罪で、成年として起訴するのは喜ばしいことではありません。しかし、あらゆる事実と状況、そして適用される法律を検討した結果、彼を大人として罪に問うべきだという結論を出すことは難しくはありませんでした」。
逮捕されて以降、容疑者は少年院に収容されていたが、間もなく成人用の刑務所に移送されるという。動機はまだ明らかになっていない。