2m34.5cmの身長で、米国で最も背の高い男性として知られていたイゴール・ヴォコヴィンスキーさんが、8月20日に38歳で亡くなっていたことがわかった。母親のスヴェトラーナさんがFacebookで公表した。死因は心臓疾患だったという。
イゴールさんはウクライナ出身。nprによると、下垂体の腫瘍が原因で成長ホルモンが過剰に分泌されていたことから、1989年に治療法を求めて渡米したという。以降、ミネソタ州ロチェスターのメイヨー・クリニックで治療を受け、スヴェトラーナさんも同病院で看護師として働いていた。
2009年、イゴールさんは医療保険制度改革の集会に「World’s Biggest Obama Supporter(世界で最も大きいオバマ支持者)」と書かれたTシャツを着て参加。
オバマ大統領が彼に近づき握手した様子が撮影され、彼は一躍有名人となった。27歳のときに「アメリカで最も背の高い人」としてギネス世界記録に認定されていた。