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イギリス高等法院の家事部で行われた非公開の審問で、望まぬ妊娠をした11歳の少女に対し、判事は「中絶手術を受けることが彼女の最善の利益となる」との判断を下した。The Independentなどが報じている。

 

少女は今年5月に14歳の少年に二度にわたりレイプされ、妊娠した。少年とは10歳のときにインターネットで出会ったという。

 

アーバスノット判事は少女のケアに携わった専門家や、保健当局のケースワーカーから聞き取りを行い、何が少女の最善の利益となるかを裁定。その結果、「少女は中絶手術を受けること」「胎盤から採取した組織を法医学検査に回すこと」を決定した。

 

The Telegraphによると、少女は両親と暮らしているが、ソーシャルワーカーは彼女の家庭環境に「保護上の懸念」を抱いていたという。一つ目に、少女は8歳から親にポルノを見せられていたといい、性的搾取を受ける立場に置かれている可能性が高いということ。そして二つ目に、近しい人との死別後に自傷行為に及んでおり、自身を“ネグレクト”していた過去があるということだ。こういった状況も踏まえ、保健当局の担当者らは少女の処遇を審問に委ねたと見られている。

出典元:

WEB女性自身

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