米フロリダ州ラブレで3月27日朝、公立小学校が緊急封鎖された。警察当局は「学校職員と協力し、すぐに状況を調査し解決した」とのみ発表し、何が起こったのか明らかにしてこなかったが、この小学校に通う10歳の少年2人が逮捕されていたことがわかった。NBC2などが伝えている。
封鎖された日、学校でカルロス・サントス・マドリッド被告(10)のリュックサックから弾薬が発見された。聞き取り調査の結果、2月初旬に保安官代理の息子であるジェイデン・ディエゴ・エスコベド被告(10)が、マドリッド被告に自身の父親の銃を300ドル(約45000円)で売り渡していたことがわかったという。
警察がマドリッド被告の自宅を捜索したところ、物置の中からエスコベド被告から買った銃とマリファナ74グラムが見つかった。ヘンドリー郡保安官事務所の発表によると少年は2人とも逮捕され、エスコベド被告は未成年者への銃器売買、未成年者による銃の不法所持、銃器の窃盗の罪で起訴された。
また、マドリッド被告もエスコベド被告の銃器窃盗以外の2つの罪状に加え、学校敷地内における銃の不法所持、20グラムを超えるマリファナの所持で起訴されている。