「母に連れられて、6歳のころからスイミングスクールに通い始めました。
小学生のときは、市の大会で背泳ぎ2位、平泳ぎ3位に入賞したんですよ」
と本誌に語り始めたのは名スイマーのヒョンビン(26)。
ちょうど今、ドイツ・ベルリンでは世界陸上が開催中で、各国のアスリートたちが、肉体の限界に挑んでいる。
そこで今回の「韓ナビ!」では、アスリートとして輝かしい実績を残しているSTARを大紹介!
「水泳が子供の成長にいい運動と聞いて、母は僕に水泳をさせたようです」
と、ヒョンビンが言うように、韓国でも水泳は子供のころに習う人が多い。
なかでも、ソ・ジソブ(31)は超体育会系だ。
「中学生のときの夢は『海軍の軍人』だったそうですから、筋金入りです。
高校2年のときには、骨折しながらも全国大会に出場し、3位入賞を果たしたんですよ。
裕福な家庭ではなかったため、アルバイトしながら続けた苦労人です」(韓国紙記者)
ジソブは、高校卒業後、各競技で多くの五輪選手を輩出する韓国体育大学に入学したが、途中で芸能界入りした。
8月4日、“アジアのオットセイ”との異名を持つ名スイマーのチョ・オリョン氏(57)が急逝した際は、「水泳選手のソ・ジソブ」と記した花輪を送っていた。『ごめん、愛してる』(’04年KBS)で印象づけた、あの逆三角形ボディはダテじゃないようだ。
若い女性が憧れる、K-POP歌手のソン・ダムビ(25)の8頭身ボディを作ったのも水泳だった。
「高校時代にはソウル市主催の水泳大会で2位に入賞しています。小学4年から高校まで1日も休まずに練習していたそうですよ」
と語るのは、最新刊『週末ソウル!』(平凡社)などの著書もあるソウル在住作家の金光英実さん。ダムビは今でも朝7時に起きて、ジョギングをするなどして体形維持に努めているという。
水泳と同じく、韓国の国技テコンドーも競技人口が多い。
「子供の物心つく前から道場に通わせる親も多いので、選手層が厚く、試合での上位入賞は至難の業です」(前出の金光さん)
イ・ジュンギ(27)は、小学3年から本格的にテコンドーを始めたが、それでも遅いスタートだった。
しかし、努力の結果、高校時代に、地元・釜山市の代表として全国大会への出場を果たした。
「高校卒業後は、なけなしの30万ウォン(当時3万円)を握りしめて、ソウルへ渡りました。食えない時期が長かったジュンギは、テコンドーの辛い稽古を思い出して耐えたようです」(前出の記者)
この経験が、『一枝梅』などで見せる、キレのあるアクションの原点なのかも。
テコンドー3段のチョ・インソン(28)は、中学から本格的な練習を始め、強豪の培材高校に進学。
「全国大会に出場するほどの実力だったんですが、高校2年のときに腰を痛めて、引退しました」(前出の記者)
バラエティ番組などで、たまに合気道の技を披露する東方神起のユンホ(23)の運動神経は天性かもしれない。
「小学生のころは、スポーツ選手になるのが夢でした。小学1年のときには、テコンドーの韓国代表チームに入ったんですよ」とユンホは韓国メディアに語っていたほど。
そのころ、ソウル市の陸上大会でも、100メートル走で1位に輝いたという。
ソン・ヘギョ(27)は中学時代、フィギュア・スケートに励んでいた。
「ドラマ『フルハウス』(’04年KBS)では、Rain(27)の手を引っぱりながら、上手にリンクを滑るシーンが印象的でしたね。『氷上の天使のよう』と称賛されました」(前出の金光さん)
’05年にも、携帯電話『KTF』のCMでもスケート靴を履いていた。視聴者から「ヘギョはフィギュア・スケート選手だったのか」と問い合わせが殺到するほどの滑りだったという。
キム・テヒ(29)は、小学生のころから短距離走に俊足の持ち主。ソル・ギョング(41)と共演した映画『喧嘩-ヴィーナスvs僕』(’08年)の撮影中にはこんな逸話が。
「ギョングがテヒから走って逃げるシーンがあったんですが、テヒがギョングより速すぎて、NGになったんですよ」(前出の記者)
芸能人野球チーム『プレイボーイズ』の存在は、韓流ファンの間ではあまりにも有名。ピッチャーのチャン・ドンゴン(37)は時速120キロの速球を投げる豪腕だ。
「『プレイボーイズ』は、入団審査が厳しいことでも有名ですが、ヒョンビンは熱烈オファーを受けて入団したという逸材です」(前出の記者)
水泳をやめた今でも、ヒョンビンは暇があれば運動している。ヒョンビンは言う。
「バスケもスノボも得意。ドラマ『彼らが生きる世界』の役作りでは、6カ月以上、ウエートトレーニングをやっていました。ゴルフもやります。
先日までドラマの撮影で参加できなかったのですが、最近また『プレイボーイズ』のメンバーとは、週末に集まってプレーをしていますよ」
“サッカー韓国代表入り”が夢だったのは、チョ・ハンソン(28)。ポジションはゴールキーパー。
富川市の正明高校時代は、大統領杯高校サッカー大会にスタメン出場し、鉄壁のガードでベスト4入りに貢献した。
「韓国のプロサッカーリーグ『Kリーグ』の『富川SK』(現・済州ユナイテッドFC)からドラフト指名の話もあり、期待されていました。
ところが、大学時代に腰を痛めてしまい、引退することになったんです」(韓国スポーツ紙記者)
運命の悪戯か。今では韓国を代表する俳優になった。今の夢は、青少年サッカー財団の設立だという。
STARの演技にはアスリートの才能も生きているのかも!
ヨン様 HOT通信 サプライズビデオ出演で〝夏の心境〟告白!
「花火大会のように楽しく幸せに・・・
8月6日、『2009神宮外苑花火大会』の会場では、ヨン様(36)のビデオメッセージが流された。
「9月末に訪日するときは、元気な姿でお会いしたいです。今日はこの花火大会を楽しんでください。皆さまもこの花火大会のように楽しく幸せであるようにお祈りしています」
韓国ガイド本『韓国の美をたどる旅』(2千835円)の発売も9月28日に決定した。
「『日本の家族にも、美を辿る旅をしてほしい』というヨン様の願いから、このタイトルに決まりました」(関係者)
そんなヨン様は今月21日、久々に姿を現しそうだ。ソウルの『ロッテホテル』で、BOFの理事で、ヨン様と公私にわたって親密なヤン・グンファン氏の挙式に参列する予定だという。招待客は、ソン・スンホン(32)、ソ・ジソブ(31)をはじめ、BOF所属のイ・ナヨン(30)、イ・ジア(28)ら錚々たる顔ぶれ。
ヨン様はどんなサプライズを用意しているのかな!?