’09年最後の「韓ナビ!」は、何かと話題の多かった’09年の韓国芸能ニュースを総決算!  日々、取材に奔走するスポーツ紙記者のさん、女性誌記者のさん、芸能記者のさんが、10大ニュースの“その後”を語ってくれました。まずは第10位から―

「今年上半期の大きなニュースといえば、やはりチュ・ジフン(27)の麻薬事件。昨年の春ごろに友人と麻薬を使用していたことが発覚し、4月に逮捕、6月に執行猶予付きの有罪判決を受けた」
「彼はドラマ『宮』『魔王』の主演で日本のファンも多いし、トップスターの逮捕は大きな衝撃を与えました」
「その直後には、ドラマ『太王四神記』オ・グァンロク(47)も麻薬使用で逮捕されている。日本と同様、一時は韓国芸能界も薬物がらみのニュースで持ちきりだったね」
「この前、ジフンの遊び仲間だった男性に話を聞いたら、『事件後は遊びに出かけることもなくなり、自宅に籠る日が多くなったようだ』と話していました。ジフンは彼に、『大きな過ちを犯してしまったのだから、反省するしかない』と話していたそうです」
「彼は’10年2月に入隊予定だけど、除隊後の芸能界復帰もかなり厳しい道のりになると見られているよ」
第9位は、12月17日の『韓流フォーカード』でイ・ビョンホン(39)、ウォンビン(32)、ソン・スンホン(33)とともに来日したチャン・ドンゴン(37)の熱愛発覚。
「11月に、コ・ソヨン(37)とソウルの“カムジャタン(ジャガイモ鍋)”店でデートを楽しむ姿がキャッチされ、一部では『年内結婚』とも報じられました。しかし……」
「それ以降、デートの現場が一度も目撃されていない。ドンゴンと彼の家族も結婚を否定しているから、どこまで交際が進んでいるのかは謎」
「でも2人が付き合っているのは事実でしょう。一人暮らしのドンゴンは、母と暮らすソヨンの自宅で食事を取ることも多いみたいだし」
「実は先日、ドンゴンの所属事務所近くで彼を見かけたのですが、そのファッションを見て目が点になりました」
「どんな格好だったの?」
「とても寒い日だったのですが、なぜか彼はランニングに短パンというダサい姿で、事務所関係者と談笑しているんです。しかも片手にスタバの紙コップを持って(笑)」
「トレーニングの直後だったんじゃない(笑)。派手でスキャンダラスなイメージの強い彼女とは、意外と合うのかもしれないよ」
第8位にランクインしたのは、ヨン様(37)初の著書『韓国の美をたどる旅』の出版。
「11月の時点では、韓国で6万5千部、日本で5万部を売り上げたと発表されています。タレント本としては異例の部数で、今後もさらに売れ行きを伸ばすでしょう」
「彼が韓国全土を回って取材活動を行った様子を収めた写真集も日本で’10年の2月に発売される。これがどれだけ売れるかも注目だね」
第7位は、ウォンビンの芸能界復帰。
「’06年の除隊後、初の復帰作となる映画『母なる証明』は動員数300万人を超える大ヒット作品となり、ウォンビンの役者としての成長ぶりも高く評価された。でも、主役はあくまでも母親役のベテラン女優、キム・ヘジャ(68)だから、映画のなかでは彼の存在感が薄れてしまい残念」
「現在、缶コーヒーのCMで共演中のシン・ミナ(25)との交際報道も話題になったけど、北海道のロケに同行したスタッフは、『2人が恋人とはとても思えない』と、関係を笑って否定していたよ」
「3年間のブランクを乗り越え、今後彼がどのように成長するかが楽しみだね」

韓国女優の“夜の接待”捜査の結果は…

第6位は、ヒョンビン(27)とドラマ『彼らが住む世界』(KBS)で共演したソン・ヘギョ(27)の熱愛発覚。
「交際が明らかになったのは8月ですが、実はその直前、韓国の某スポーツ紙記者が、2人の極秘海外旅行をキャッチ、写真を撮っていたんです」
「その写真にちょっと問題があって、慌てた事務所が交際を認める代わりに、写真の掲載を見合わせてもらった、という話は有名だよね(笑)」
「こちらも『ゴールイン目前』といわれているから、’10年は大物カップルの結婚が相次ぐかもしれないよ」
そして第5位は、ご存じイ・ヨンエ(38)の電撃入籍。
「これは“ノーマーク”だったから、本当に驚いたよ」
「8月にアメリカで極秘挙式を行った直後は、夫の素性もいっさい明かされなかったからね。謎が多すぎた」
「しかも、夫が米国在住の実業家Hさん(55)と聞いて2度びっくり。総資産は2千億ウォン(約150億円)ともいわれる人物だからね」
「Hさんは、かつて元女優と電撃婚約し、直後に破局して話題となった人物でしょう」
「確かに、昔はかなりの“プレイボーイ”だったようですが、ヨンエとは真剣に交際を続けていたようですよ」
「妊娠説もあるよね?」
「11月に『夫妻が子供服の店で買い物をしていた』という情報があり、すぐさま店員に取材をしたのですが、どうやら知人の出産祝いを選んでいたようです(笑)」
「彼女は9月から漢陽大学大学院・演劇学科の博士課程で学んでいるから、今後は韓国と米国を往復する“遠距離”婚になりそうだね」
「彼女が通う大学院の学生に話を聞いたら『芸能人とは思えない地味なファッションで授業を受けている』そうです。でも、『よくよく見るとカバンがエルメスだったりする』と話していましたが(笑)」
第4位は、3月7日に自ら命を絶った『花より男子』出演女優のチャン・ジャヨンさん(享年29)の無念の死。
「これも衝撃的で憤りを感じる事件だったね」
「彼女が遺したメモから、所属事務所の前社長に“夜の接待”を強要されていた事実が発覚。20人以上の関係者が取調べを受けたけど、結局、主犯格の前社長らが在宅起訴されただけで、捜査対象者の多くが『嫌疑不十分』で起訴すらされなかった」
「ジャヨンさんのメモには政財界やマスコミの大物も名を連ねており、当局に圧力がかかったといわれています」
「12月9日に開かれた前社長の公判では、証人出廷するはずだったジャヨンさんの友人が、当日になって姿をくらましている。彼女の遺族も行方がわからないままだし、背後の“深い闇”を連想させる不気味な事件だったね」
第3位は、イ・ビョンホンが巻き込まれた女性トラブル。
「これも謎の多い事件だよ。在カナダの韓国女性Kさんが、『ビョンホンに騙され肉体的、精神的に被害を被った』と1億ウォン(約770万円)の損害賠償請求をソウル地裁に起こしたのが12月8日。その後、ビョンホン側は彼女との交際は認めたものの、『彼女の話は事実無根』として名誉棄損で逆提訴に踏み切った」
「Kさんによると、ビョンホンとの出会いは昨年9月。カナダの『トロント国際映画祭』で知り合い、その後、ビョンホンに求愛され、結婚を前提にソウルの高級マンションを与えられた。しかし、3カ月もしないうちに追い出された……という内容だよね」
「さらに彼女は、彼の“バカラ賭博”も刑事告発した」
「実は騒動発覚直前にビョンホンと食事をする機会があったのだけど、彼は急にテンションが高くなったり、突然無口になったりと、感情の起伏が激しかった。
『かつて愛し合った人とこうした状況になったことに胸が痛む』と本人が言っていたとおり、かなり心労が溜まっていたんだろうね」
第2位は、末期の胃がんと闘いながら、結婚直後の9月1日に35歳の若さで亡くなった韓国版『余命1ヶ月の花嫁』女優・チャン・ジニョンさん(享年35)の壮絶死。
「病魔と闘うジニョンさんを支え続け、死の直前の7月にラスベガスで式を挙げたご主人のキム・ヨンギュンさんが、彼女との600日にわたる思い出を綴った『彼女に贈る最後のプレゼント』を12月15日に上梓しました」
「純愛を貫き通した2人のラブストーリーが映画化される話もある。彼女は女優として大きな功績を残したけれど、まさに『これから』というときだっただけに本当に残念。ご冥福をお祈りします」
そして第1位東方神起の“解散”騒動だ。
「所属事務所の契約を『不当』とし、ジェジュン(23)、ジュンス(22)、ユチョン(23)の3メンバーが7月に訴えを起こしてから約5カ月が経つけど、いまだ解決の道筋がつけられないままでいる」
「3人は12月12日に高麗大学で行われたチャリティイベントに出席し、恵まれない子どもに1千万ウォン(約77万円)を寄付しました。
ファンの『最近どうしている?』との質問に、ジェジュンとユチョンは『野球(笑)』、ジュンスは『家で過ごしている』と答えていました」
「彼らが言うように、ファンも『いまは嵐が静まるのを待つ』しかなさそうだね」
来る’10年は、STARの笑顔と明るい話題に満ちた一年になってほしいものだ。

ヨン様 HOT通信 アニメ『冬ソナ』だけじゃない― ’09⇒’10 年末&年始お仕事カレンダー公開

来日で’09年も日本の家族を沸かせたヨン様(37)。
今後の予定は?
年末年始は、イベント出演など、本人が表舞台に登場する予定は特にないようです。
アニメ『冬のソナタ』のアテレコのスケジュールがない限り、自宅でゆっくり静養するそうですよ
」(関係者)
と、新年の活動再開に向けて、体調回復に努めるようだ。
『スカパー!』では、毎週土曜日にアニメ『冬のソナタ』の放映中だが、新CMの放映などの予定は聞こえてこない。
9月29日、30日にそれぞれ開催されたイベントの模様を収めたDVD「アニメ『冬のソナタ』〜もうひとつの物語〜放送記念イベント」と「韓国の美をたどる旅 出版記念イベントDVD BOX?完全版?」(各5千985円)が3月26日に発売予定。現在、ショッピング・サイトbofi(http://www.bofi.jp/)で予約受付け中だ。
映像もいいけど、ナマのヨン様も早く見たい!

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