「秋田で撮影したベッドシーンは、ビョンホン先輩との初顔合わせからさほど時間が経っていなかったので、とてもプレッシャーを感じました」
と語っていたのは、現在TBSで放送中の『アイリス』で、イ・ビョンホン(39)と共演するキム・テヒ(30)。
「ビョンホン先輩は自身の体験をもとに、キャンデーを口移しするシーンを提案してくださったり、ベッドシーンでもリードしてくださいました。時間が経つにつれ、私も『先輩にすべてを委ねよう』という気持ちになり、恥ずかしさを捨てて積極的に演技をするようになったんです」
同ドラマのベッドシーンは過激さが大きな話題となり、韓国の地上波では大幅カットのうえオンエアされたという。
「究極の愛情表現を描く重要なシーンは、ベテラン俳優でも“苦手”とする人が多いですね。NGを連発し、撮影がストップしてしまうことも珍しくありません」(韓国・女性誌記者)
そこで今号の「韓ナビ!」は、韓流作品の“名ベッドシーン”秘話を一挙ご紹介。STARが見せる体当たり演技の“裏側”をお伝えします!
「同性愛者のベッドシーンを演じることになり、髪の毛が抜けたり白髪になるほど悩みました」
と振り返るのは、’08年公開の映画『霜花店』で初のベッドシーンに挑んだチョ・インソン(28)。この作品では女性だけでなく、チュ・ジンモ(35)との同性愛シーンも描かれた。
計7回もの“濡れ場”が登場し、きわどい露出も大きな話題に。インソンの相手役を務めたジンモは、「心の準備ができていない」ことを理由に撮影を1カ月延期。のちに韓国メディアで、
「緊張をほぐそうと、2人でかなりの量のお酒を飲んでから撮影に挑みました(笑)」
と当時の心境を語っている。

「本気で恋に……」ハ・ジウォン告白!

一方で、1回のベッドシーンに3日間を費やしたというのが、NHK参加の日韓共作ドラマ『赤と黒』で主演を務めるキム・ナムギル(29)だ。
’08年公開の映画『美人図』で、キム・ミンソン(30)との情交を演じた彼は、
「スタッフは女優の顔色ばかり気にしていましたが、男性だって緊張しているのだから、もっと私にも気を使ってほしかった(笑)」
と冗談交じりに愚痴をこぼしていたという。
カンヌ映画祭主演女優賞に輝いたチョン・ドヨン(37)は、現在公開中の映画『下女』でイ・ジョンジェ(37)と不貞を働く悪女を好演。過激な全裸シーンも話題に。
シナリオを見た彼女は、結婚3年目の夫の存在がとても気になったそうだが、
「周囲のほとんどが反対するなか、夫だけは『結婚しても仕事に変化があってはいけない』と、一緒に台本を読んでくれるなどサポートしてくれました」

と韓国紙に語っている。
韓国映画界の大御所、ソン・ガンホ(43)は、昨年4月公開の映画『コウモリ』で過激な性描写に挑戦。愛妻家として知られる彼は、
「さすがに性器を露出するシーンには戸惑い、一晩悩んだ末に出演を決めました。妻に話すと、黙ったまま何も返事をしてくれなくて(笑)。
でも、試写会のあと妻から送られてきたメールに、『よかったよ』と書かれていたのでホッとしました」
みずからベッドシーンを志願する女優もいる。
「昨年11月公開の映画『白夜行』に出演したソン・イェジン(28)は、『キャラクターを説明するのに必要』と、シナリオになかったベッドシーンを買って出ました。
実は当初、製作サイドは彼女に露出シーンを要求できず、その部分を削除していたんです。しかし、それを知った彼女自身がシナリオに手を入れ、物語の魅力を深めることに成功しました」(前出・記者)
イェジンは’08年1月公開の映画『無防備都市』でも、先輩俳優のキム・ミョンミン(37)を相手に体当たり演技を見せた。相手役のミョンミンは韓国メディアに、
「本番では、互いに息を荒らげながら……という打ち合わせを事前にしていたのですが、いざ撮影が始まると、彼女は『先輩、どうしてそんなに鼻息が荒いんですか?』とからかうんですよ。スタッフには、まるで私がひとりで興奮しているように思われて、とてもバツが悪かった(笑)」
と語り、さらにこんなエピソードも披露した。
「撮影前は『自分はベッドシーンが苦手で……』と話していた彼女でしたが、実際のところリードされたのは私のほうでしたね(笑)」
彼女は「肝の据わった大物女優」として、先輩俳優からも一目置かれる存在のようだ。
そのミョンミンと、昨年9月公開の映画『私の愛、あなたのそばに』で共演したハ・ジウォン(31)は韓国メディアのインタビューに、「作品に出るたびに役に没頭しすぎて、相手役の俳優と本気で恋に陥ってしまう錯覚にとらわれる」と語り話題に。
「同作品では、ソフトながら彼女とミョンミンが愛を交わすシーンがありました。それ以来、2人には“熱愛説”がついて回っています」(記者)
最後は、今年7月から日本でも放送予定のドラマ『ロード・ナンバーワン』に主演するソ・ジソブ(32)。
共演のキム・ハヌル(32)と同期デビューの彼は、
「デビュー当時は2人とも内気で連絡先すら交換しませんでしたが、14年ぶりに共演、しかも激しいベッドシーンがあるということで、かなり“努力”をしました(笑)」
と意味深発言。ハヌルも、
「ジソブさんと絡む場面では、体にアザができるほど過激に演じました」と言うから、見応えのあるシーンになりそう。
思わず息をのんでしまう、お気に入りSTARのベッドシーン。演じる側にも、想像を絶する苦労があるようだ。

 

ヨン様 HOT通信 『ゴシレ』から高麗人参を発売ー「若さと元気を!」初夏の食育

「自然食レストラン『ゴリラ』の経営者であり、『韓食世界化推進団』の推進委員という肩書も持っています。
ヨン様(37)の“食育”に関する知識は、プロ顔負けです」(韓国紙記者)
6月1日より、『高矢禮 紅参 Beauty』(80㎖×30袋入り 1万4千700円)が、『高矢禮』の各店舗と、ショッピングサイト『bofi』(http://www.bofi.jp/)で発売される。
同商品は、高麗人参のなかでも、特に滋養に富んだ紅参を使用したドリンクだ。
家族の健康を願って商品化したのだろう。
ヨン様は語学教育にも熱心だ。初級編が好評だったニンテンドーDS/DSi用ソフト『ぺ・ヨンジュンと学ぶ韓国語DS』の続編となる、“テスト編”(中級)と“デート編〟(上級)の2本(各4千800円)が、今夏に発売される予定だ。
ヨンジュン先生のナマ授業も受けてみたい!

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