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来る6月に五反田ゆうぽうとホールにて上演予定のミュージカル『ON AIR~夜間飛行』の記者会見が4月28日、都内にて行われた。

 

日韓の豪華キャスト共演が話題となっている本作において、主人公ジェイ役を演じるユナク(超新星)、ヒロイン・アヤ役の綿引さやか、そして複数の役を担う野島直人が颯爽と登壇。ユナクが達者な日本語で挨拶をすると、韓国でミュージカル出演の経験を持つ野島が韓国語で挨拶し、笑いの沸き起こる和やかなスタートとなった。

 

日本のラジオ局を舞台に展開するラブストーリーの中で、ユナクが演じるのは5人組アイドルグループのリーダー、ジェイ。「人気グループのリーダーという設定は一緒かな」と笑いながら本作への期待を語った。「去年日本で韓国ミュージカルをやった時に、お客さんが字幕を見ながら舞台を観ているのが大変そうだったので、日本語で演じたいなと思ったんです。今回、日本の俳優さんたちと一緒にやれることをすごく新鮮だなと思うし、台本を読んだら観客と一緒に作っていくコーナーもあって素晴らしいと思った。お客さんをステージに呼んで一緒に会話したり、僕がラジオDJになってお客さんからのメッセージを紹介したり。毎回違う内容になるので、観る方はすごく新鮮なショックを受けると思います(笑)」

 

ソウルで行われる3週間の稽古を前に、初めて韓国に行くという綿引は「韓国のスタッフ、共演者の皆さんとの舞台作りが本当に楽しみ! 超新星のファンの方からいただいたユナクさんのソロアルバムを毎日聴いています。韓国に行くまでにもっと勉強したい」と宣言。「そんな綿引さんにアドバイスを…」と司会者から求められた野島は、「一言で言うなら、“見て学べ!”(笑)韓国の皆さんは本当にフレンドリーに接してくださるので、お互いを信頼することが一番大事だと思います。今回は日本人の役なので韓国語を話す機会はあまりないかもしれないけど、ユナクさんに日本語のアドバイスをしたりして日韓交流を深めていけたらいいなと思っています」と心強い一言を送った。

 

続いて綿引が劇中でのナンバー、平井堅の『瞳を閉じて』を「ホントはユナクさんとのデュエットです」と前置きして披露。会場内に澄んだ歌声を響かせた。続く質疑応答では、劇中に登場するグループのメンバーに抜擢された、人気グループMR.MRのジン、テイ、リュ、ドヨンの4名との共演について、ユナクの爆弾発言が飛び出して…!?「グループの平均年齢が(超新星より)ぐっと下がりました(笑)。MR.MRの皆と、超新星よりもパワフルで激しいダンスと歌を稽古しています。このグループでの新曲もあるので、これで売れたら超新星を捨てて……」(ユナク)「ダメダメ~!!」(綿引)「(記者陣へ)冗談ですからね!」(野島)

 

二人から絶妙なフォローが飛んだ後も、ユナクはテーマである“国境を越えた愛”についての質問に「今回の舞台で“国境を越えた愛”を試してみて、お母さんと相談して日本人と結婚するかどうか決めます」とお茶目に回答。最後は、綿引が「愛は全国共通。韓国と日本が一つになって、エネルギッシュでロマンチックなラブストーリーを作っていきたいです」、野島が「国境を越えた愛っていいな、と思ってもらえる作品にしたい」と熱く意気込みを語って締め括った。

 

 

(C)Entertainment SOOP

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