6月21日、防弾少年団が千葉県・幕張メッセで開かれたAEON DREAM GATE FES 2014に出演。ダイナミックなパフォーマンスで観客を圧倒し、最高のフィナーレを飾った。
同イベントには日本の女性アイドルグループや、ソロアーティストなど、総勢11組の次世代エンタメアイコンが出演。そのなかでも防弾少年団は大トリ!今か今かと首を長くして待つファンたちで会場は賑わっていた。
そしてついに、防弾少年団の紹介映像が流れると、場内は一気に黄色のペンライトで埋め尽くされた。満を持して登場した彼らは、高速ラップが魅力の『We are bulletproof PT.2』でスタート!アイドルと呼ぶには完璧すぎるパフォーマンスに観客の目は釘付けに。つづけて披露された日本デビューシングル『NO MORE DREAM(-Japanese ver.-)』では、日本語のラップを堂々と見せつけた。
どんどん加速していく熱気を、今度は、別れた恋人を思う男心を歌った『いいね!』で一気に甘く切ない空間へと変える。激しいダンスとは一味違う大人なメンバーの表情にファンもうっとりだった。
そんな彼らも、音楽が止まると20代前後の素朴な青年。はにかみながら挨拶をし、集まったファンをみて嬉しそうに目を細める。そしてトークでは「新人賞をとりたいです」「東京ドームで公演をしたいです」と6月から本格的に開始された日本活動への意気込みを語った。また、この日MCを務めたはるな愛が持ちネタである“言うよねぇ~”を伝授!ジェイホープが素早くマスターし、「言うよねぇ~!」と会場を盛り上げた。
その後はラップモンスターから「重大なお知らせがあります」と7月16日に2ndシングル『BOY IN LUV』の発売が告知された。韓国ではすでにリリースされている同曲。「まだ韓国語版だけど届けたい」とパフォーマンスがスタートすると会場のボルテージは最高潮に!あちらこちらから「やばい!やばい!」と大興奮の声があがった。
1時間もない短い時間だったが、全6曲を熱唱した彼らの髪は汗でびっしょり。単独コンサートのような濃密なステージとなった。韓国デビューから1年、“尖った少年”のイメージに男らしさや色気が加わり、より魅力的なグループへと成長している防弾少年団。彼らが日本の音楽シーンに旋風を巻き起こす日もそう遠くないだろう。
(撮影/加治屋 誠)