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韓国出身の歌手、SS501のパク・ジョンミンが11月23日、最新ミニアルバム『Winter Love』をリリース。今回、女性自身は、発売記念イベントのために来日したパク・ジョンミンの独占インタビューを行った。アルバム制作についてのエピソードをはじめ、ミュージックビデオの撮影のために初めて訪問したという、米国NY滞在中の思い出などを語ってもらった。

 

――11月23日にリリースされた『Winter Love』は、どんな作品に仕上がりましたか?

ミュージックビデオは、どんな感じになっているんですか?

じゃあ、見せちゃいます。(動画を見せながら)これは、NYのメトロで撮影したんです。1週間くらい滞在して、2日間くらい『Winter Love』のミュージックビデオを撮って、あとの6日間は、11月11日にROMEOがリリースした『Alive』のミュージックビデオの撮影がありました。NYは、今回初めて行ったんですよ。タイムズスクエアのホテルに泊まったんですけど、人がいっぱいで目が回りそうで、疲れちゃった。ブルックリンとか、韓国のカロスキルみたいな感じでいいなあと思いましたね。ソーホーとか静かなほうが好きですね。セントラルパークに行ったら、いきなり雨が降ってきて、写真だけ撮って帰ってきました。

 

―聴いた感じでは、曲調はミディアムバラードですね。

韓国の歌詞は、ちょっとせつない感じで、日本の歌詞は、ちょっと明るめです。なんか、日本語訳のほうもせつなくするのはどうかなあ、って思って。今回、日本語は、僕が担当していないんですけど、たとえば、♫白いセーターが似合う♫ とか、♫急に無口で 赤くなる頬♫ といったフレーズは、僕がアレンジを加えて、かわいらしい歌詞に仕上がりました。ドラマみたいに、シチュエーション的なものを生かしたいなあ、と思ったんです。物語の中の恋人の姿を想像しながら考えました。韓国語バージョンのほうは、同じ曲調でも、別れの話でせつない感じで歌って、日本語のほうは、これから始まる恋を描いていて、かわいい感じになっているので、歌詞の内容は逆ですね。以前、『ガラガラ』と『ワラワラ』という楽曲をリリースしたとき、韓国語で「来い、来い」と「行け、行け」と逆の意味になるようにしたことがありましたが、それと同じような感じですね。

 

―同じ楽曲で、逆の内容を歌うって試みはおもしろいですね。

韓国語は、別れてしまったけど、今も君を思い出すよって、戻ってきてほしいって歌っていて。「舞い落ちる雪に君の姿を思い出す」みたいな感じですね。日本語は、歌詞にもあるように「一番近い友だちの関係から始まる恋」が描かれています。次の曲『Wonderful』も、そういう友だちから恋人になる感じの歌で、これは、韓国語歌詞も日本語歌詞も、僕が書きました。ネットで検索しながら、「こんな言葉は使ってるのかな?」とか調べながら(笑)

 

―友だち関係から恋人に発展するようなストーリーを書きたいと思った理由は?

曲を聴いて、そんな感じがすごく似合うかな、と思ったんですよ。曲を聴いた印象ですね。やっぱり、冬だし、冬は心があったかくなる曲がいいかなあと思って。体は寒いけど。

 

―韓国は今、寒いんでしょう?

日本はあったかい。韓国は、もう、動けないくらい。出歩かない。

 

―そういう寒い冬は、どう過ごしているんですか?

僕、本当に、おうちばっかり。ごはんとかも出前です。昨日も、おかあちゃんの料理を食べようかなと思ってたけど、いきなりカレーを食べたくなっちゃって(笑)。最近、独立して、って言っても、4階に家族が住んでいて、僕は一人、1階に移って、気持ちだけは、独立したんです(笑)。だから、この冬は、荷物を運んだり、インテリアを変えたり(笑)。いつもインテリアばっかりなんだけど、ただ、今回は一から全部選んでいって。時間がなかったので心配してたんだけど、意外と、出来上がりはよかったんです。あと、おかあちゃんのレストランも、ホットケーキ屋さんにリニューアルしたんだけど、そこも、僕が全部インテリアを手がけていて、ビンテージフランスみたいな感じのインテリアですね。おすすめのメニューは、ハムとチーズが入ってるエッグベネディクトで、いちばんおいしい。あと、グレープフルーツのソーダとティーがあって、とってもフレッシュ。僕と会える可能性? ありますね(笑)。

 

―今回の新曲発売記念イベントの内容は?

とりあえず、新曲の発表がいちばんで、冬を感じられるようなコンサートにしたいなあ、と思っています。今回、バンドとダンサーもいるので、両方楽しめるコンサートになると思います。気持ちが暖かくなるような、寒さに負けないライブにします!

 

―10月に南米でツアーをやったんですよね、どこに行かれたんですか?

メキシコ、コスタリカ、ボリビア、ペルーの4都市。そこからさっきの、ミュージックビデオの撮影のために、NYに直接渡ったんですよ。南米は好きだし、ファンもたくさんいるんですよ。意外に、SS501が今、南米で熱くて(笑)。明るい感じのアイドルが好きなのかなあ。今の曲も、ROMEOの曲も知ってくれているし。

 

―南米のファンはどんな感じ?

すっごい熱くって、音楽を楽しんでいるようなノリノリな感じです。熱い! かわいい!

 

―ジョンミンさん自身は、南米の風景とか、食べ物とかお好きなですか?

ワインもビールもおいしいし、食べ物はちょっとしょっぱいけど。でも、それぞれ都市によって料理が違うから、それも楽しめましたね。ペルーもおいしかったし、ボリビアの料理も口に合って。コスタリカでは、スタッフとみんなと唐辛子、ハラペーニョを食べて、コスタリカのハラペーニョは、南米でいちばん辛いらしいんです。じゃんけんして負けた人が罰ゲームで食べて。

 

―韓国の人は、辛いものが得意ですよね?

いや~南米の、ハラペーニョはヤバくて(笑)。韓国の唐辛子より、ぜんぜん辛い。その次の日にボリビアに行ったんですけど、標高が4,000mくらいの高度が高いから、息も苦しいし、おなか痛いし、その後が大変でした(笑)。コスタリカは、リゾート地だし、すごくよかった。

 

―今年もあと1カ月で終わりましたが、2014年を振り返ると、どんな年でしたか?

今年は、自分の会社も設立して、頑張って走ってきましたね。来年は、どうなるかわかんないんだけど、自分なりに、マイペースで、周りの人を大事にして、僕も大事にされたいし(笑)。頑張っていきたいなあと思います。

 

―会社を設立してよかったことは?

音楽をいっぱい出せたことですね。ファンの人がジョンミンの一番好きなところは、やっぱり歌声だから、本業の音楽が充実しました。「Park Jungmin inc.」としては、今年、4枚リリースできたんですよ。僕のミニアルバム3枚とROMEOの『ALIVE』を合わせて。今後は、まあ、兵役もあると思うし、お芝居のほうも頑張ってみたいし。

 

―兵役に対する不安はありますか?

うんうん、あんまり。キム・キュジョン、先に軍隊に行ってきたメンバーもいるし。僕、歌もお芝居も上手だから、行って来ても仕事は続けられると思います。けっこう、人間性もいいから、アハハ(笑)。戻る場所っていうか、自分の会社もあるしね。

 

 

パク・ジョンミン

1987年4月3日生まれ。2005年6月、SS501のメンバーとして、シングル『警告/ 경고』でデビュー。現在、グループ活動休止中。2011年、シングル『NOT ALONE』でソロデビュー。

<リリース情報> 
☆パク・ジョンミン3rdミニアルバム『Winter Love』リリース中

タワーレコード渋谷店『LIVE LIVEFUL! COLLECTION』第10弾!
パク・ジョンミン『Winter Love』発売中

【取扱店舗】タワーレコード渋谷店先行販売
※他店舗は後日発表

「Winter Love」通常盤
<収録曲>
1. Winter Love
2. Wonderful
3. 愛しかないけど
4. Winter Love (K. Ver)
5. Wonderful (K. Ver)
6. Winter Love (Instrumental)
(品番:TSPJ-5012 価格: 1,759円+税)
「Winter Love」初回限定盤A

<収録曲>
1. Winter Love
2. Wonderful
3. 愛しかないけど
4. あの歌が聴こえる
5. Winter Love (K. Ver)
6. Wondrful (K. Ver)
7. Winter Love (Instrumental)
(品番:TSPJ-5013 価格:1,994円+税)

「Winter Love」初回限定盤B
<収録曲>
1. Winter Love
2. Wonderful
3. 愛しかないけど
4. 愛の翼
5. Winter Love (K.Ver)
6. Wonderful(K. Ver)
7. Winter Love (Instrumental)
(品番:TSPJ-5014 価格:1,994円+税)

☆パク・ジョンミン別名義ROMEOにて
ミニアルバム『Alive』をPark Jungmin inc.より発売中

■「Winter Love」発売記念展示
【開催日】11月24日(月・祝)~12月1日(月)
【展示場所】タワーレコード渋谷店1階
【展示内容】パク・ジョンミン最新アーティスト写真による大型パネル展示

 

 

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