写真：KBS歌謡祭に出席したSMEの所属歌手たち
BoA、東方神起、少女時代、EXOらが所属する韓国の大手芸能プロダクション・SM Entertainment（以下SME）から40人体制の新人ボーイズグループ・NCTのデビューが発表されたと韓国のメディアが一斉に報じている。
27日、ソウル・江南区にあるSMTOWN COEX Artiumでイ・スマン代表プロデューサー（64）によるプレゼンテーションショーが開かれた。
NCTとはNew Culture Technologyに由来し、イ・スマン氏は「メンバーの迎え入れが自由で人数を制限しない予定だ」とこれまでにない編成方式を提示した。つづけて、「今年の上半期中に最初のユニットをデビューさせ、ソウルと東京を中心に活動をするグループと、下半期に中国を中心に活動するさまざまなグループを発表する」と明かした。
NCTはひとつの楽曲を各国の言語で同時リリースし、現地密着型のコンテンツとして展開していく予定だという。これにはイ・スマン氏の「韓流の現地化を目指す」という新たな狙いが込められている。
この日は仮面をつけ、白い衣装に身を包んだNCTのメンバーが登場。ティーザー映像の上映と、選抜メンバー10人によるパフォーマンスが披露されたという。この中には、これまで練習生の選抜集団であるSM Rookiesとしてライブなどの活動を行ってきたメンバーたちが含まれており、日本人のメンバーも在籍している。
これに先駆け、25日には『Rookies Entertainment』というモバイルを通してSMEのプロデュースを体験できるという新人育成モバイルアプリをローンチ。このアプリでデビューまでいちばん大きな影響を与えたユーザーを、実際にSMEのインターンとして採用する可能性もあるという。
K-POPの先駆者として10年以上に渡り第一線を走り続けているSMEが新たな扉を開くことになりそうだ。
