(写真:THE FACT JAPAN)
韓国の9人組ガールズグループ・TWICEの日本ファーストシングル「One More Time」が20.1万枚を売り上げ、10月30日付オリコンウィークリーチャートで1位を獲得した。
この売り上げ枚数は、海外アーティストの日本ファーストシングル初週売上でも歴代1位だという。
「15年に韓国のオーディション番組で選ばれたメンバー9人ですが、そのうちモモ(20)、サナ(20)、ミナ(20)の3人は日本人。1人は台湾人で、残る5人が韓国人です。動画投稿サイトYouTubeで楽曲『TT』の動画が1億回以上再生され、日本でも女子高生を中心に大人気に。両手の親指と人差し指で矢印を作り、泣いている顔文字のような形にする『TTポーズ』がウケしました」(音楽業界関係者)
日本ファーストシングルのためテレビ番組にも出始め、来年には日本初のライブツアー開催が決定している。だが大規模な会場がないため、チケットは争奪戦が繰り広げられているという。
またTWICEと同じく日本人メンバーが加入しており、来春日本デビューが決定したのが男性アイドルグループ・NCT127だ。
「東方神起と同じ、事務所で世界に向けて売り出す戦略。日本人のメンバーはユウタ(22)で、ほかに韓国、中国、アメリカ、カナダ、タイと多国籍のメンバーで構成。いずれは世界の各都市を拠点にしたチームが公開されるそうで、日本も戦略の拠点の1つになっています」(芸能記者)
かつて少女時代、KARAを筆頭に巻き起こったK-POPブーム。男女各グループが日本進出を果たしたが、日本人のメンバーはいなかった。
日本人メンバーを擁したTWICE、NCT127はより多くの日本人ファンの獲得が見込めるだけに、来年以降は再びK-POPブーム巻き起こりそうな兆しだ。