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韓国の男性アイドルグループiKONが2月6日に韓国でリリースする新アルバムに、昨年脱退した元リーダーB.I(23)が作詞作曲した楽曲が収録されることがわかった。1月29日に所属事務所のYGエンターテインメントが公式サイトを通じて発表した。

 

YGエンターテインメント(以下YG)は、新アルバムは全5曲の新曲が収録される予定だと述べ、「このアルバムは当初、2019年中旬の発売を目標に、2019年上旬にレコーディングしていた」と説明。

 

「しかし、昨年中旬にグループのリーダーであり、プロデューサーの役割を担っていたB.Iの脱退により、新曲発売の計画が無期限で延期になった。弊社は2019年初めに制作を完了していたコンテンツをどのように活用すべきかについて、内部で慎重に議論してきました」と伝えた。

 

つづけて「2つの大きな悩みがあった」とし、「ひとつは、B.Iが作詞作曲に参加した曲をすべて排除し、最初からやり直す方法だが、iKONのカムバックが遅れ、ブランクが長くなる可能性があるという懸念と短所を考慮しないわけにはいかなかった。ふたつめは、B.Iが参加したラップをすべて除外して新しいメロディーを作り、他のメンバーが再び録音する方法もあったが、やはり既存の曲で各パートを担当したメンバーの順番やバランスが崩れるため、6人のパートと順番を修正し、最初から録音し直さなければならない」と脱退したB.Iについて言及。結果として「ふたつの方法を全て活用する方向を選んだ」とした。

 

曲はB.Iが1人で作ったのではなく、他の作曲チームとの共同作品であり、「準備期間中、iKONメンバーらの努力と愛情が詰まった楽曲という点で、修正して使うことにした」と収録に至った経緯を明かした。

 

B.Iは’16年に大麻、LSDなど違法薬物の購入疑惑があったことが’19年6月に発覚。疑惑が報道されるとグループから脱退。YGとも契約を解除した。

 

今回のYGの決定は物議を醸している。韓国では《あきれた》《一体誰のためのカムバックなの?》《残された6人でいいものを作ればいいんじゃない?》《8か月の間に事務所は1曲すら作れなかったのか…》といった声が上がっている。

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