約3年9カ月ぶりに完全体で活動を再開した韓国の7人組グループ「BTS」。日本公演をめぐる“チケット商法”が、ファンの間で波紋を広げている。
活動再開とともに5作目のスタジオアルバム『ARIRANG』をリリースしたBTSは、4月9日から全82公演におよぶワールドツアーを開始予定。日本では4月17日、18日に東京ドームで「BTS WORLD TOUR ’ARIRANG’ IN JAPAN」を開催し、約7年ぶりの来日公演に臨む。
そんななか、問題となっているのは、3月25日にBTSの日本公式Xで告知されたキャンペーンだ。その内容は、「BTS JAPAN OFFICIAL FANCLUB」会員を対象に、公式グッズショップで指定の商品を購入すると、東京ドーム公演のS席チケットが抽選で当たるというもの。期間は3月25日、27日~31日の計6日間で、1日あたり10名、合計60名が当選する。
一見するとファン向けの特典企画にも思えるが、その“仕組み”に対し、日本のARMY(BTSファンの愛称)から批判が噴出している。
「とくに問題視されているのは、すでにファンクラブ会員先行をはじめとした複数回の抽選で東京ドーム公演のチケットに落選したARMYが多数いるなかで、追加のチケット入手の機会が“新たな商品購入”に紐づけられている点です。
対象商品は、アルバム『ARIRANG』のバージョン違い3種をセットにしたもので、価格は1万1000円。すでに購入済みのARMYも少なくないとみられます。さらに、購入ごとに抽選結果が即時判明する仕組みであることから、“当選するまで課金を続けさせる構造ではないか”との指摘も出ています」(芸能ライター)
さらに、今回のキャンペーンが実施された“タイミング”にも疑問が向けられているという。
「28日に一般の先着販売が控えている段階で、あえて商品購入を条件とした別枠の抽選を設けたことで、“チケット販売とは別に、ファンに追加の出費を促しているのではないか”との見方が広がっています。チケット入手の機会を増やすというより、課金の機会を増やしているように映ってしまっているのです。
また、日本におけるチケット価格やグッズ価格、ファンクラブ会費が海外と比較して高額である一方、特典面では見劣りするとの不満も重なり、運営への不信感が一気に噴出する形となりました」(前出・芸能ライター)
告知投稿のコメント欄にはARMYから次のような厳しい声が殺到し、“大荒れ”状態となっている。
《なんで普通に、これまで購入した人の中から抽選しないの?なんでその60席FC先行に回せなかったの?なんでローチケの当落出る前に締切なの?マジでやり方えげつない。それでなくてもみんな心折れてるのに…BTSは大好きだけど、運営はどうかしてる》
《ただでさえファンクラブ会費もUSやGLOBALより高いし、グッズやチケ代もどの国より高い。VIPもサウチェ付いてないの日本だけ。サウチェで積ませ、ラキドロで積ませ、最終チケットで積ませ》
《このやり方は寂しい気持ちしかありません。何回も抽選に参加して落選して、それでも応援するためにアルバムを買っているファンをどう考えているのか》
《ファン心理を利用した販売手法、その手には乗りません。売り上げを積み上げたいのは分かるけど、正当じゃない》
世界的な人気を誇るBTSだけに、日本市場での販売手法にも高い関心が集まっている。ファンとの信頼関係が重視されるなか、今回のキャンペーンはそのあり方を問う事例として議論を呼びそうだ。
画像ページ >【写真あり】「マジでやり方えげつない」ARMYからも批判殺到したBTSの“チケット商法”(他1枚)
