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小室圭さんの代理人を務める弁護士は8月下旬、小室さんが奨学金を獲得したことを公表した。その金額こそ明かされなかったものの、小室さんの留学は2年目を迎えることとなった。だが、いまだに金銭トラブル解決の目処は立っていないと皇室ジャーナリストは言う。

 

「8月上旬に小室さんの代理人と、佳代さんの元婚約者・X氏とその代理人が初めて3人で面会をしました。X氏はこれまでどおり、小室家に援助した約400万円の返金を求めています。しかし今回の面会では、次回交渉の日程さえ決めなかったそうです」

 

金銭トラブル解決への道筋が見えない一方で、宮内庁関係者によれば、実は小室家に手を差し伸べる人物も現れたのだという。

 

「眞子さまのご結婚のためなら、小室さんに400万円の金銭的援助をしてもいい――。そういった意向を漏らしている方がいらっしゃると聞いています。しかし、この話を聞きつけた宮内庁職員がその人物に接触し『そういった申し出はやめていただけないか』と要請したそうなのです」

 

意外にも、トラブルとなっている400万円の金銭を“肩代わり”してもいい、と表明してきた人物はこれまでにもいた。漫画家の小林よしのり氏は今年1月、自身のブログで「たった400万円くらいくれてやるぜ」と発言。

 

また、デヴィ夫人も昨年3月のブログで、金銭トラブルを蒸し返すX氏に異議を唱え「430万円をあなたの顔にたたきつけてあげたい心情」とつづっていた。

 

「小室さんが10歳のときに母子家庭となった小室家は、佳代さんがパートを掛け持ちして学費を賄ったほど。そうした経済的事情に同情する意見もあります。また、眞子さまが意中の男性と結婚できないのはお気の毒だ、という声も聞かれます。眞子さまが結婚できるのなら、身銭を切って小室家の金銭トラブルを解決してもいい――。そう考えている人物も1人や2人ではありません」(前出・宮内庁関係者)

 

しかし、こうした動きに疑問を呈するのは、前出の皇室ジャーナリスト。

 

「そもそも秋篠宮ご夫妻は、小室さんの不誠実な行動の数々に対して強い不信感を抱かれています。“小室圭さんとは破談に!”、それこそが秋篠宮ご夫妻の願いといっても過言ではありません。金銭トラブルが第三者の援助で解決したとしても、小室さんに対する信頼は決して回復しません。今後、小室さんが眞子さまのご結婚相手として認められるのは、かなり難しいと思われます」

 

一方で、正反対の見解を示すのは前出の宮内庁関係者。

 

「眞子さまも皇族とはいえ、憲法に認められた“婚姻の自由”はあります。結婚延期も、眞子さまが小室さんと話し合ってお決めになったことになっています。つまり、眞子さまの意思に反して無理やり結婚を取りやめにすることは、秋篠宮ご夫妻にもできないことなのです。小室家の金銭トラブルがあるからこそ、その解決を条件にすることで結婚を阻止できているともいえます。逆に言えば、金銭トラブルが解決してしまうと、小室さんとの結婚を止めるすべがなくなってしまう――。それこそが、秋篠宮ご夫妻がもっとも恐れるシナリオなのです。だからこそ宮内庁職員に金銭トラブル解決をストップし、破談への道筋を残すべく“非情の密命”が下ったのではないでしょうか」

 

孤立無援に見えた小室さんに、差し伸べられたという救いの手。それすらも遮られ、結婚への道がますます険しくなった眞子さまのショックはいかばかりか――。

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