小室さんは’19年1月に、金銭トラブルの経緯を説明する文書を発表しており、今回も文書での説明になる可能性もある。しかし歴史学者で皇室に詳しい名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんは「書面では国民の納得を得ることは難しい」と語る。
「小室さん本人がリモート会見などで、何らかの肉声を発することが望ましいと思います。2年前に文書の形で説明したことで、事態が好転したとは言い難い。文書ではどうしても冷たい印象を与えてしまいます。自分の声で丁寧に説明すれば、言葉の抑揚や表情からも、思いがより伝わるのではないでしょうか」
ニューヨークの小室さんがリモート会見などで金銭トラブルについて釈明するとなれば、日本中が注目することは間違いない――。
しかし宮内庁関係者は「小室さん側の説明は“無期延期”になったとみて間違いない」と語る。
「新型コロナウイルスの急速な感染拡大、そして緊急事態宣言の発令で、状況が一変しました。宮内庁は、コロナ禍で国民が苦しんでいる時期に物議を醸す可能性の高い会見の実施は避けるべきと考えています。しかも、2月23日は天皇陛下の誕生日で、それに伴う会見もあり、3月中には延期された講書始の儀と歌会始の儀の開催が予定されています。長官も、小室さん側にしばらく会見などは開かないよう要請しているのではないでしょうか」
来月で結婚延期発表から丸3年となるが、秋篠宮さまがおっしゃった“多くの人が納得し喜んでくれる状況”に到達するのはいつの日になるのだろうか――。
「女性自身」2021年2月2日号 掲載
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