■現地の食事会で浮いてしまったという眞子さん
実は最近、現地の日本人の間でも、眞子さんの服装のことが話題になったばかりなのだという。NYにある日系企業の経営者は、次のように語った。
「ある旧財閥系企業グループの支社長や幹部駐在員の妻たちは定期的に会合を開いています。その夫人定例会はこの7月にも開催されたのですが、その会に眞子さんも出席したのです。
小室夫妻が渡米したころから、日本領事館から有力な現地の日本人たちに“夫妻のことをフォローしてあげてください”と極秘裏に要請がありました。具体的には、“小室夫妻が会合に現れる場合などは、皆さんも積極的に出席してあげてください”といった内容だったそうです。
そういった事情もあり、夫人定例会は眞子さんにも案内状を出していたのです。会場は市内の一流レストランで、案内状には“フォーマルな服装で”と明記されていました。
しかし当日の眞子さんの服装は、タートルネックのサマーニットにカジュアルなロングスカートで、出席者のなかでもかなり浮いてしまったのだそうです」
眞子さんはあまり気にした様子はなかったそうだが、緊張して会に臨んだ女性たちの評判は芳しくなかったという。
「『せめてアクセサリーの1つぐらい、つけてきていただきたかった』と思った出席者は多かったようです。なかには散会後に『元皇族の方とは思えません』と、はっきり口にしていた女性までいたのです。
眞子さんには“NYの日本人の顔”になってもらえたら、という期待もあったので、なおさらガッカリしたのでしょう」(前出・日系企業経営者)
ファッション評論家の石原裕子さんは、NYでも高級住宅街として知られるアッパーイーストサイドで暮らしていたことがある。
「母国から離れて暮らしているということもあり、NYでは日本人同士のつながりも強く、日本人会はじめ県人会や夫人会の交流も活発です。またNYで生活する一流の日本企業の奥さまたちは、TPOにかなり厳しいのです。
ある女性の体験談ですが、パーティに2連のパールネックレスをつけていったところ、上司の奥さまが1連のネックレスだったことに気が付いて、慌てて自分のネックレスも1連に見えるように調整したそうです。
それぐらい上下関係や、自分の服装だけではなく、相手が何を着ているのかなどにも配慮しているのです。
眞子さんには“私はもう一般人だから”というお気持ちがあるのでしょう。しかし元内親王という立場が、現地の日本人たちからどれだけ期待され、注目を集めているのかということをもう少し意識したほうがよいと思います」
小室夫妻の訪米時から取材を続けてきた前出のジャーナリストによれば、夫人会の出来事から、2つの事実が読み取れるという。
「1つは、いまの小室夫妻には、“助言者”がいないということです。日本領事館のスタッフが夫妻をフォローしていますが、不興を買う危険をおかしてまでアドバイスする立場ではないのでしょう。
もう1つは、小室さんの3度目の試験の合否にかかわらず、眞子さんがNYでの永住を決断したのではないか、ということです。
一時期、日本人や日系人からの小室夫妻への評判が落ちたことがありました。それは夫妻が彼らと距離をとっていたためでした」
今年3月、NY在住のある日系人は本誌にこう語っていた。
「会合への参加を打診しても返信がないのです。それどころか、おもだった後援者たちが少人数での朝食会に誘っても、ずっと顔を見せません。『自分たちは尽くしてもらって当然、と考えているのでは』といった不信感を漏らす人もいます」
それから4カ月、眞子さんはついにNYで、地元の人々との交流に乗り出したのだ。