■小室さん騒動でハードルが上がった佳子さまのご結婚
ある学習院関係者はこんな証言を――。
「Aさんは初等科時代からアイスホッケーを始め、高等科時代には、東京都代表チームのメンバーに選ばれ、国体にも出場しています。佳子さまがAさんの試合の応援に駆け付けたという話も聞いたことがありますね。
佳子さまも初等科時代には明治神宮アイススケート場で、フィギュアスケートを習っていらっしゃいました。“氷上競技”という共通の話題もあって、2人は距離を縮めたのでしょう。美男美女でお似合いのカップルだと思いますよ」
しかし姉・眞子さんが小室圭さんと結婚し、国外脱出に成功したことが、佳子さまのお婿さん選びのハードルを上げてしまっているという。
前出の宮内庁関係者によれば、
「眞子さんの結婚騒動の大きな原因は、宮内庁が内親王の婚約内定までのプロセスに、まったく関与していなかったことです。
お相手の“身体検査”も行われなかったために、小室圭さんのお母さんの金銭トラブルなどが、婚約内定後に次々に明らかになって、一部の国民が結婚反対を叫ぶ、異常事態になってしまったのです。宮内庁も、皇族の結婚へのプロセスは慎重に進めるべきと再認識しました。
また佳子さまも、“国民の理解が得られるお相手”でないと、スムーズにご結婚できないと考えられているそうです」
本命の恋人であっても、慎重にならざるをえなくなったお相手選び。だが過度に調査をしたり、条件を求めたりすることにも、静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは懸念を抱いている。
「結婚前から、小室さんの収入が高くないことについては周囲から心配されており、小室夫妻が渡米してからも、その点が新生活のネックになっていることが、しばしば報じられています。
眞子さんの結婚騒動の結果、やはり皇族の結婚のお相手は、一定の生活力があり、国民も信頼できる人物が望ましい、という世論が一般的になっているように感じます。
そのため本人同士が引かれ合っていたとしても、経歴はともかく家庭環境まで細かく調査されることを嫌がって、お相手が遠ざかってしまうケースも生まれてしまう可能性があると思います」
複雑な問題をはらむ佳子さまのお相手探しだが、そうしたさまざまな条件をクリアするために佳子さまが選ばれたのが同級生恋人・Aさんだったのだろう。