雅子さま 出発8日前にインドネシアご訪問が閣議決定の異常事態!表面化した岸田政権の“皇室軽視”
画像を見る 2015年、トンガ国王ツポウ6世の戴冠式に出席された両陛下(写真:時事通信)

 

■ギリギリの準備で雅子さまにご負担が

 

「閣僚などの不祥事が続いても、岸田政権の内閣支持率は依然として40%台前後をキープしており、“この状況で衆院を解散して総選挙をやれば勝てる”と政権幹部の多くは考えています。

 

インドネシアご訪問を政権として進めたにもかかわらず、岸田総理は解散する機会を念頭に入れた政治日程づくりを優先していたことにより、両陛下の日程確定を後回しにしてしまったのです。これでは岸田政権の“驕り”が表面化していると批判されても、否定できないのではないでしょうか」(自民党関係者)

 

ご出発までの準備で何よりも懸念されているのは、雅子さまへのご負担ばかりでなく――。

 

「ご訪問の日程は、雅子さまのご体調への負担を可能な限り減らす“ゆとり”を設けられるように組まれています。しかし、両陛下のご出発まで8日しかない短期間での準備では、関係各所との調整ミスが生じてしまいかねません。

 

また春の園遊会や岩手県行幸啓では、大幅に所定時間より遅れて進行するケースが頻発。宮内庁では担当部署のスケジュール管理能力の低下が指摘されており、不測の事態を招きかねない状況があるのです」(前出・宮内庁関係者)

 

さらに、インドネシアの警備担当者との調整も短期間でまとめ上げる必要がある。

 

「インドネシアは東南アジア地域の大国とはいえ、近年も爆弾テロ事件がジャカルタでも発生するなど、治安情勢は決して安定しているとは言えません。海外ご公務で両陛下を危険にさらすようなことはあってはなりません。はたしてギリギリの日程決定で、十分な警備態勢を敷くことができるのでしょうか」(前出・皇室担当記者)

 

30年前のご成婚パレードが始まるや雨がやみ、水滴で光り輝く道路を進まれた陛下と雅子さま。政府の皇室軽視により不安が尽きない国賓ご訪問となるが、現地でもパレードのときのような輝く笑顔を見せていただきたい。

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