■“メディア対応力”もご夫妻は期待されて…
秋篠宮ご夫妻は“メディア対応の達人”としても吉田氏に期待しているという。
「県警本部長や警察庁の幹部といったポストへの就任は、“メディアからどう見られているのか”“メディアに対してどのような発信をしているのか”といった点も重視されています。吉田さんは長年にわたってメディア対応をきちんとこなしてきたからこそ、警視総監にまで上りつめたわけですし、そうした評判は秋篠宮ご夫妻も、もちろんご存じだと思います。
また秋篠宮家は数多くの地方ご公務に臨まれていますが、万全の警備態勢を敷くためには各地の警察との連携は欠かせません。警備部門に長く籍を置いた吉田さんであれば、調整力にも長じています。吉田さんがそういった条件を兼ね備えているからこそ、紀子さまも、悠仁さまを護るための最適の人材として期待されているのだと思います」(前出・警察庁関係者)
また吉田氏の皇嗣職大夫就任は、秋篠宮家の“格上げ”も示すものだという。
「前任の加地氏の警察官僚としての最終キャリアは皇宮警察本部長でしたから、警視総監だった吉田氏のほうが断然格上です。側近トップの格が上がったということは、秋篠宮家の格上げにほかなりません」(皇室ジャーナリスト)
2月2日、初めて会見に臨んだ吉田皇嗣職大夫はこう語った。
「記者のみなさまとはできるだけ率直に意見交換をして、それぞれの認識に齟齬のないような、そういう状況を作っていきたい」
秋篠宮ご夫妻は、硬軟を使い分けることができる新皇嗣職大夫の手腕に注目されている。
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