■瑶子さまは早朝出勤で職場の掃除を
彬子さまの妹・瑶子さまは’06年から’12年まで日本赤十字社で勤務されていた。
「いわば愛子さまの“先輩”ともいえます。女性皇族で常勤で就職されたのは、瑶子さまが初めてでした。常勤嘱託職員として、『事業局組織推進部青少年・ボランティア課』や『血液事業本部販売管理課』などで働かれました。
『青少年・ボランティア課』では、各地の主婦や学生ボランティアからなる『奉仕団』の指導や育成にも携わられていたそうです。上司だった人物は新聞の取材に『電話応対は非常に丁寧。通話相手は、皇族と話しているとは感じなかったはずです』などと、証言しています。
しかし三笠宮家の関係者によれば、瑶子さまは一時期、同僚との人間関係に苦しまれていたそうです。いまでいう“パワハラ”ととられかねない高圧的な言動に悩まされ、周囲も心配を募らせていたと聞いています。瑶子さまは早朝に出勤し、率先して職場の掃除を行ったり、お湯を沸かしたりしていたのですが、職場に溶け込むため懸命に努力されていたのかもしれません」(前出・宮内庁関係者)
三笠宮家の瑶子さまは職場で“三笠さん”と呼ばれていたが、高円宮家の長女・承子さまは“高円承子”と名乗られているという。
「『日本ユニセフ協会』の常勤嘱託職員として就職されてから昨年で10周年をむかえられました。いまは学校事業部主任というお立場で、国連児童基金(ユニセフ)の活動をPRするキャラバン隊にも参加されています。
昨年10月には山形市で出前授業を行い、小学生や中学生に、紛争や気候変動、栄養不良などにより、『子どもの権利』がおびやかされているなどと説明されました。さらに『世界の一員として問題を見つけ、解決方法を考え、周囲に伝えながら行動に移してほしいです』と、呼びかけられたのです」(前出・皇室担当記者)
“自らの手で傷ついた人々を救いたい”と願われているという愛子さま。“日本赤十字社の顔”として活躍される日が待ち遠しい。