■《見事なハーモニーを奏でられるお二人》
陛下は鎌田さんを含めた音楽仲間と、都内で音楽会を開かれていたが、ご成婚後には雅子さまも参加されたという。
《この時、見事なハーモニーを奏でられるお二人の姿を拝見して、わたしが考えていた、皇太子さまの理想の家庭がここにあるな、という思いを強くいたしました》(『音楽の聞こえる小さな家』より)
鎌田さんは雅子さまの音楽のセンスも絶賛していた。ご成婚後に始められたフルートの曲を、わずか3カ月ほどの練習にもかかわらずノーミスで演奏されたのだ。
陛下は“音楽一家”のなかで成長されたが、それは雅子さまも同じだった。ご実家・小和田家の関係者によれば、
「母親の優美子さんはピアノがお上手で、父親の恆さんはフルートをたしなまれていました。雅子さまも小学校時代にピアノを習われていて、小学4年生のときの発表会では“完璧な演奏”を披露されたそうです。
双子の妹の礼子さんはフルート、節子さんはバイオリンを習っていましたので、三姉妹で合奏することもありました」
雅子さまの“音楽熱”はご成婚、そして愛子さまのご出産もあってますます高まっていったという。
「愛子さまが幼少のころからピアノやバイオリンに興味を持たれたのは、両陛下の影響でしょう。特に雅子さまが、音楽を通じて表現力などを育むリトミックを、愛子さまの教育法の一つとして取り入れられたことは、当時話題になりました。ピアノについては専門の先生にもお願いしていたそうですが、ふだんは雅子さまが教えられていたそうです」(前出・皇室担当記者)
関連カテゴリー: