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「今年2月、勤務先である法律事務所『ローウェンスタイン・サンドラー(以下、LS)』での業務に『CFIUS』という分野が追加された小室圭さんですが、これまで“関連分野”としてホームページ上で公表していた『G-BRIDGE』が、7月22日時点で消えていたのです」

 

こう話すのはニューヨーク在住の日本人ジャーナリストだ。

 

「CFIUS」とは対米外国投資委員会のこと。米国内の企業や事業に対する外国からの投資が、安全保障上のリスクがないかをチェックする米国連邦政府の機関だ。

 

一方、「G-BRIDGE」は、連邦政府と企業のさまざまな契約や取引を法務面でサポートする弁護士の業務で、まさに“米政府担当チーム”といった存在だった。

 

ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんはこう解説する。

 

「小室さんのような弁護士は、『CFIUS』による厳しい審査への対応・対策など、クライアントの企業に助言を行っています。また、小室さんが所属する『Global Trade&National Security(国際貿易と国家安全保障)』というチームの中に、『G-BRIDGE』がありましたし、『CFIUS』に統合される形で組織が改編されたのではないでしょうか」

 

だがニューヨーク州弁護士の資格も持つ清原博さんは、LSの動きに違和感を持ったという。

 

「一般的にアメリカの弁護士事務所では、クライアントに迷惑をかけないように、組織改編が行われることは多くありません。LSは何らかの経営上の判断から、経費削減を狙った組織改編に踏み切ったともみることはできます。また最近は、生成AIの技術を業務に取り入れる弁護士事務所が米国では増えていて、業務効率化の流れが強くなっているのです」

 

この春に、NY市内から車で1時間ほど離れたコネチカット州の高級住宅地に立つ“プール付き”“24時間コンシェルジュ常駐”マンションに眞子さんと引っ越した小室さん。年収4千万円ともいわれる破竹の勢いでの出世だが、前出の清原さんはこう続ける。

 

「オフィスには月1~2回の出勤と一部で報じられていますが、NYの一般的な弁護士の勤務スタイルとはかけ離れているように感じます。法曹界でもリモートワークは増えましたが、弁護士の仕事はクライアントと会うことが重要なのです。NYの企業を相手にする弁護士なら、マンハッタンから車で1時間も離れた場所に住むことは考えにくいと言えます。

 

小室さんは日系企業との新規取引を求められていると思います。実績が増えなければ、立場も苦しくなるかもしれません」

 

高級マンションで生活しながら“眞子さんシフト”で悠々と働いてきた小室さんの前途に、暗雲が立ち込めてきた――。

 

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