8月25日から30日にかけて国立京都国際会館で開催される「第27回国際昆虫学会議」。日本での開催は実に44年ぶりで、今年は「New Discoveries through Consilience(知の統合による新たな発見)」がメインテーマとなっている。
昆虫学全般にわたる国際的な学術会議だが、6月20日には秋篠宮家の長男・悠仁さまの研究も発表されることが報じられていた。
「悠仁さまは昨年11月に、初めて執筆された論文『赤坂御用地のトンボ相 -多様な環境と人の手による維持管理-』が注目を集めました。’12年から’22年までの赤坂御用地内のトンボの生態調査をまとめたもので、他の研究者との共著となっています。
今回の国際昆虫学会議では、共同研究による皇居内のトンボの生態に関する研究成果を『ポスター発表』されるということです。すでに会議の公式サイトでは、《Hisahito Akishinonomiya》とお名前がエントリーされています。また共同研究者には先の論文と同じく、国立科学博物館動物研究部・清拓哉氏、宮内庁職員・飯島健氏が名を連ねています」(皇室担当記者)
大学受験を控える高校生3年生でありながら、ライフワークにも熱心に取り組まれている悠仁さま。悠仁さまご自身も京都で発表の場に出席されるのではないかと注目を集めているなか、8月25日の開会式に秋篠宮ご夫妻が臨席されることが発表されたのだ。
「国際昆虫学会議の公式サイトのインフォメーションで、英文により発表されています。
悠仁さまのグループの『ポスター発表』は開会式の翌26日に予定されており、悠仁さまが秋篠宮ご夫妻とごいっしょに京都を訪問される可能性もありますね。また、秋篠宮ご夫妻もどこかのお時間で悠仁さまの発表内容をご覧になることができるのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)
そこで本誌は6日、主催者である国際昆虫学会議の事務局を取材。秋篠宮ご夫妻が悠仁さまの発表内容をご覧になられるのか、また、悠仁さまが26日に予定されている「ポスター発表」の現場に臨席されるのかについて問い合わせた。
すると同日夕方に、事務局より文書で次のような回答が――。
「ホームページにてご案内の通り、秋篠宮皇嗣同妃両殿下は8月25日の開会式に御臨席されます。また、ポスター発表において、具体的にどのような形で発表を行うかは発表者の判断によることになります。共同研究者の誰が発表を行うか等について、事務局として承知しておりません」
秋篠宮ご夫妻が“愛息の晴れ姿”をご覧になることができるかは明らかになっていないが、8月26日が悠仁さまにとって記念すべき日となることは間違いないだろう。