雅子さま 新女官に「30年来の恩人女官」の娘が着任!側近人事に秘められた“悲願”
画像を見る 2010年3月、長野県ご静養後に帰京されたご一家の後方で、見守るように歩く岡山さん

 

■母娘二代で女官に!継承される信頼関係

 

「雅子さまは日々さまざまな事柄を女官と相談されています。国際派の女官たちに、長らく教育の現場に通じた大久保さんがチームに加わることで、新しい知見がご公務に反映されることを期待されているのでしょう。子供たちを支援するご活動の幅も、多様な形にシフトしていくはずです」(前出・宮内庁関係者)

 

子供たちを救うため、新たに側近に加わった“熱血教師”。実は、心強い人材を雅子さまと結びつけたのは、ご一家に仕え続け、愛子さまも“ばあや”として頼りにされてきた元女官の岡山さんだったのだ。長年の知人はこう明かす。

 

「恭子さんは、岡山いちさんのご長女です。岡山さんが東宮女官となってしばらくしたころ、泊まり勤務もある女官の仕事と、お母さんの介護との両立に悩まれていたことがありました。

 

そんな岡山さんの姿を見かねて恭子さんは教師を辞め、おばあさんの介護にあたるようになったと……。岡山さんも、恭子さんへの感謝をよく口にされていました。雅子さまのご活動やお気持ちを最もそばで見てきた岡山さんだからこそ、現在の女官チームに恭子さんを推薦されたのでしょう。

 

母娘の二代で雅子さまにお仕えすることになって、岡山さんも『ありがたいことです』と感慨深そうな様子でした」

 

女官の近親者が女官となることはめずらしいことではないと、前出の宮内庁関係者も語る。

 

「平成のころに女官長を務めた井上和子さんは明治の元勲・木戸孝允の末裔で、その姪にあたる濱本松子さんも女官長を務めました。上皇ご夫妻も井上さんに信頼を寄せておられ、濱本さんも女官として井上さんの下で修養を重ね、その後女官長を務め上げることになったのです」

 

こうした継承の形について、静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう話す。

 

「終戦直後まで、侍従や女官は旧華族家の子女が多く、互いに親戚関係がある人ばかりでした。しかし近年は官界や実業界から女官となる人も増えており、たしかに岡山さんのケースはめずらしい形のようです。しかし女官の採用や育成が親戚関係にある人々の間で受け継がれることは、皇室の方々との信頼関係が継承されていくこととも言えるでしょう」

 

楽しいときもつらいときも、30年身を粉にして天皇ご一家に生涯を捧げてきた“ばあや”。これからはその女官魂を継承した最愛の娘が、雅子さまを支えていく。

 

秘蔵写真と珠玉の言葉がカレンダーに!

 

10月8日(火)発売「《日めくり》雅子さま・愛子さま 今日が輝くお言葉」

 

いつでも・いつまでも……麗しいお写真と感動のメッセージを! 壁かけ・卓上両用カレンダー31日分、サイズ:A5変型、定価:2,000円(税込み)

 

【2大特別付録】

(1)「愛子さま、愛と平和の感動作文」朗読音声
(2)「愛子さま煌めきの23年」デジタルアルバム

 

【注文受付中!】

電話番号:03-5395-8102(直売係)
(平日 9:30〜12:00/13:00〜17:00)
商品の代金の他に、別途送料が発生します。振込手数料はご購入者さまにご負担いただいております、ご了承ください。

 

インターネットでのご注文はこちらのURLから↓

https://books.kokode.jp/products/detail.php?product_id=4283126

 

次ページ >【写真あり】11年、愛子さまの校外学習を雅子さまと見守られる恩人元女官

関連カテゴリー: