9月15日、石川県珠洲市を訪問された紀子さま。総裁を務める結核予防会の活動を視察されたが、その際にみせられた“気遣い”に感激の声が相次いでいる。
珠洲市では、本来4月に行われる予定だった住民向けの結核検診が震災の影響でずれ込み、この日からの開始となっていた。
ストライプのシャツに、細身のパンツを着用された身軽な装いの紀子さまは、朝8時ごろ珠洲市飯田町にある健康増進センターに到着されると珠洲市長らとあいさつを交わされた。そして、検診車の到着を笑顔で出迎え、スタッフらを労われた。
さらに紀子さまは、「出来ることは何でも手伝います」とキビキビと椅子などを運ばれ、会場の設営を手伝われたという。4脚重ねられた丸椅子を運ばれる場面もあった。
学生時代にはハンセン病に苦しむ人のため募金活動に奔走されるなど、かねて社会貢献活動に高い関心を示されていた紀子さま。少しでも被災地のために動かれた、紀子さまの“気遣い”にネット上では感激の声が相次いだ。
《紀子さま…椅子とか色々運んでらっしゃる…》
《動きが機敏で、普段から動かれているのだろうな 朝の8時に到着とあるけど、何時に出発されたのかしら。くれぐれもお身体を大事にして欲しい》
《心から尊敬申し上げます 紀子妃殿下は学生の頃からこのような活動をなさっていた 本当に類稀なる方だと思う》
《寄り添うということ、共にあるということ、励ますということ。紀子妃殿下は言葉だけでなく行動でお示しになられています。ありがたや》
《ニュース見て泣いてしまった。県民として心から御礼申し上げます》
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