愛子さま 初の単独地方ご訪問に石川県をご希望か 両陛下から継承される“被災者に寄り添うご慈愛”
画像を見る 4月12日、穴水町ご慰問時には、災害対応に尽力した関係者を労いながら、雅子さまが涙ぐまれる場面もあった

 

■ご慰問の実現で被災地を勇気づける

 

前出の宮内庁関係者は続ける。

 

「じつは、近いうちに愛子さまが石川県を訪問し、被災者を慰問されることが具体的に検討されているのです。ご多忙な両陛下に代わって、“能登の人々を励ましたい”と嘆願されたようだと伺っています。

 

愛子さまが懸命に被災者に寄り添われようとするお気持ちを抱かれていることは、陛下と雅子さまにも心強く、うれしいことに違いありません」

 

両陛下の実質的な“名代”として、能登を慰問されれば、その影響は絶大なものだろう。

 

「実現すれば、愛子さまの初めてのお一人での地方ご公務が被災地ご訪問ということで注目を集め、復旧の状況や現在も厳しい現状にある能登半島の状況を、全国に広く知らせることができます。

 

両陛下は6月の英国ご訪問でも、チャールズ国王に輪島塗の漆器を贈られています。被災者が復興のために邁進する姿を、国際社会にも知ってもらいたいという両陛下のお気持ちは、愛子さまもしっかりと共有されていることがうかがえます」(前出・宮内庁関係者)

 

日本赤十字社の嘱託職員として、青少年・ボランティア課で、全国で活動するボランティアをさまざまな形で支援されている愛子さま。日ごろのお仕事ぶりに込められた熱意は、被災地で活動する“同志”にも伝わっていた。能登半島でボランティア活動に参加する女性はこう話す。

 

「倒壊した家屋の片づけや、避難所からの仮設住宅への引っ越し作業の手伝いなど、発生から8カ月以上たちますが、ボランティアの手が必要な場所は少なくありません。そんな状況を前にすると、まだまだ復興の道半ばであることを思い知らされるようです。

 

被災地では、両陛下がもう一度お越しになると期待されてきましたが、愛子さまもいらっしゃるのなら、とてもうれしい気持ちになります。日赤で頑張っている愛子さまに被災地に足を運んでいただくことは、若い人への影響も大きいでしょう。ぜひお越しいただければと思います」

 

雅子さまも感涙された愛子さまのご決意が、傷ついた能登の人々の心も癒してくれることだろう。

 

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