「トンボをじっとご覧になって…」秋篠宮さまと交流深いジャーナリストが明かす…悠仁さまの“ご研究の原点”
画像を見る 悠仁さまは今年18歳となられたが、成年にともなう行事は高校ご卒業後に行われる(写真提供:宮内庁)

 

■悠仁さまが深められるべき“学び”とは

 

秋篠宮ご夫妻は今月3日から8日まで、外交関係樹立100周年を迎えたトルコを公式訪問されていた。ご訪問に先立ち記者会見に臨まれているが、悠仁さまが将来海外へ留学して学ばれることに対して、ご夫妻が前向きなご発言があったことも注目を集めた。

 

秋篠宮さまは、悠仁さまが自然誌の分野を大学で専攻されるご希望を抱かれていることにふれつつ、「私自身も若い頃に、資料をいろいろ調べるときに、とにかく見たいものがすぐに出てくるというような、日本では考えられないような経験をしました。その意味からも、海外で学びを深めてくれたら嬉しいなと、親としては思っております」と語られた。

 

また紀子さまも、「やはり長男には、若い時に、もし機会があれば、海外で生活を送り、また、そこの大学で、学校で学ぶ機会があれば良いのではないかと話すことがあります」と明かされたのだ。

 

このご発言から、秋篠宮ご夫妻が悠仁さまの学生生活に込められた期待について、江森さんはこう拝察する。

 

「この会見で、秋篠宮ご夫妻は悠仁さまご本人も海外留学に前向きな様子を紹介されていますが、やはりご両親として、悠仁さまには外国でのご生活を通じて、ご自身や日本を見つめなおし、考えを深めてもらいたいとお考えなのでしょう。

 

また、秋篠宮さまは2019年に紀子さまと悠仁さまのお三方でブータンを訪問されています。この年のお誕生日に際した記者会見でも、秋篠宮さまは悠仁さまに対して海外で現地の人々との交流を重ねてほしいというご期待を語られつつ、日本国内もさまざまな地域を訪れてほしいというご希望も述べられています。

 

秋篠宮ご夫妻は、悠仁さまが研究分野の専門性を高められる時期は大学院に進んでからでも遅くはないと考えているようにお見受けしています。大学時代は、とにかく幅広く教養や学問を身に着けながら、国内外のさまざまな場所に直接足を運び、見聞を広げていってほしいと、悠仁さまに願われているように感じています」

 

そして、現在悠仁さまは皇位継承順第二位。“将来的に天皇となられるための学び”も欠かせないと江森さんは話す。

 

「常に国民に寄り添い、いかなる時も国民と苦楽を共にするという天皇のあり方を、昭和天皇、上皇さま、天皇陛下は実践され、次の世代にも受け継がせたいと奮闘されてきました。悠仁さまも、天皇皇后両陛下、上皇ご夫妻から直接学ばれることは大切なことです。

 

そして学びの場は大学だけに限られるものもなく、むしろ卒業後も研鑽を重ね続けなければならないのです。悠仁さまは生涯にわたって学び続けられるのだと言ってもよいかもしれません。常に国民の立場に立って、物事を考え、国民を思いやる気持ちを忘れないというご姿勢で、これからも努力を重ねていただきたいと思っています」

 

大学受験を終えられ、高校ご卒業までの束の間の時間を過ごされている悠仁さま。春からは、新たな研鑽の日々が始まる――。

 

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出典元:

WEB女性自身

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