■圭さんの仕送りでオシャレになっていたという佳代さん
かつて佳代さんの相談相手も務めていた男性はこう語る。
「遺産相続問題などについて相談されたことがあり、尽力したことがありました。ただその件が解決した後に、『その後はどうなの?』などと話題にすると、とたんに不機嫌になったりで、不愉快な思いをしたこともあります。
著者のプロフィールとして、“ドイツ家庭料理店の店主から料理を習った”と書いてあるそうですが、私は彼女からそういった話は聞いたことはありませんね」
佳代さんはいまも、横浜市内のマンションで生活しているが、眞子さんの結婚騒動以来、外出は減っているという。マンション付近の住人によれば、
「買い物はネットスーパーを利用したり、高齢のお父さんが担当しているようです。(佳代さんと同じマンションに住んでいた元婚約者の)Xさんは、ときどきスーパーでお見かけしますが、かなり痩せてしまっていて、杖をついて歩いていました。佳代さんに渡したお金は返してもらったものの、心労が重なっていたのか、見ていてお気の毒でした。
彼に比べれば、佳代さんはお元気そうです。昨年末には商店街を歩いていました。オシャレな服装で、一流ブランドの紙袋も持っていましたから、圭さんからの仕送りも潤沢なのでしょうね。
佳代さんと圭さんは、以前はいつもいっしょに歩いていて、“一卵性母子”とも呼ばれていました。そんな息子さんがアメリカで成功しているのですから、本を出して自慢したくなる気持ちもわかるような気がします」
だが秋篠宮ご夫妻は出版の時期について“最悪”と感じたに違いない。発売日の2月6日は7年前に眞子さんが結婚延期の文書を公表した日でもあるのだ。
宮内庁関係者はこう語る。
「悠仁さまの筑波大学ご入学が報じられ、成年式の行事について注目されているなかでの出版です。国民も、過去のトラブルや、秋篠宮ご夫妻と眞子さんとの関係を想起するのは間違いないでしょう。
紀子さまとしては『悠仁の晴れ舞台に泥を塗られた』と感じられているそうです。なぜこの時期に出版を決断したのか、佳代さんの真意を巡ってさまざまな見方がありますが、宮内庁内では『佳代さんの勝利宣言』ではと、とらえる向きもあります。
結婚については国民から批判され、秋篠宮ご夫妻からも難色を示され、小室圭さんは渡米せざるをえなかったわけですが、弁護士となり、いまやコメンテーターとして取材を受ける立場にもなっています。佳代さんは母親としては、自分のほうが紀子さまより優っていると考え、それを世間にも示したかったのではないでしょうか」
実は出版計画は、秋篠宮ご夫妻どころか、小室夫妻にとっても“寝耳に水”だったという。小室家の知人はこう明かす。
「佳代さんは自伝執筆についてニューヨークの圭さんと眞子さんにも知らせていなかったそうです。相談すれば、絶対に止められると考えたのでしょう」
独断で波紋必至の自伝出版へと突き進んだ佳代さん。彼女が求める「あたらしい日」とは――。
