■銀行マンとして皇居近くの職場に
久しぶりの再会とあって、愛子さまとHさんは、思い出話に花を咲かせながら、お楽しみになられたのだろう。常に身近にいた由莉と同じくらいに、愛子さまにとってHさんは、お心の支えともなる存在だったと、前出の皇室担当記者は語る。
「ちょうど愛子さまが登校に不安を感じられていたころの2010年8月、那須ご静養時に茶臼岳に登られました。この際、Hさんと家族も同行し、ともに登っています。険しい登山道で愛子さまがよろけそうになると、Hさんがすぐに支えてあげていました。
そして下山後、登山口から駐車場に向かう道で、愛子さまはHさんの手をしっかりと握られていたのです。この後に天皇ご一家と同じお車にHさんは同乗したのですが、一般人が同乗するケースはかなり異例で、信頼の強さがうかがえます。愛子さまはこの夏休みの後登校されるようになりましたが、Hさんと過ごした時間がその一助となったのでしょう。
困難を克服するにあたっておそばにいたHさんは、愛子さまの“初恋の相手”に限りなく近い存在だったと思います」
悲しみに沈まれる愛子さまのもとに駆け付け、“騎士”のようにHさんは寄り添い続けた。そんな彼の父は、国内最大手の造船会社の重役、複数の系列会社の社長も務めている。いわば“プリンス”にあたるHさんの近況について、学習院関係者はこう明かす。
「Hさんは幼いころは眼鏡をかけた“のび太くん似”の少年でしたが、学生時代はマリンスポーツに打ち込み、たくましい体つきに成長しました。
Hさんは高校から学習院とは別の名門私立大学の系列校に入学、そのまま大学の文系学部へと進みました。ですが愛子さまとの仲のよさは変わらずで、頻繁に連絡を取り合われているそうです。
大学卒業後にはメガバンクの系列会社に就職し、現在は銀行マンとして汗を流しています」
那須でのつかの間の“逢瀬”から東京に戻ったHさん。彼の職場は皇居から近いオフィスビルにある。ピンチに必ず駆け付ける“初恋の騎士”。これからも愛子さまを近くで見守り、心の傷を癒し、そして励ましていくのだろう。
画像ページ >【独自写真あり】愛子さまを見守るような表情で…幼なじみ“プリンス”Hさん(他13枚)
