(写真・神奈川新聞社)
覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪に問われた元葉山町議細川慎一被告(42)に対し、横浜地裁は12日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。
並河浩二裁判官は判決理由で「町民の信頼を裏切り安易に薬物を求めた」と非難した。
初公判で起訴内容を認めた被告は、17、18歳ごろに初めて覚醒剤を使い、一度は断ち切ったものの、昨年夏ごろから再び頻繁に使うようになったと説明。「覚醒剤を使うと睡眠をとらなくても済み、議員の仕事が進むと思った」などと動機を語っていた。
判決によると、被告は2月、横浜市中区で覚醒剤0.377グラムを所持したほか、同区内のコンビニのトイレで覚醒剤を使用した。
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