(写真・神奈川新聞社)
深海調査や地球環境問題などを研究する海洋研究開発機構(JAMSTEC)は21日、横須賀市夏島町の横須賀本部の施設を一般公開する。新たな研究船「かいめい」(5,747トン)の船内を初公開するほか、同機構所有の深海探索機などを展示し、市民らに理解を深めてもらう。
年に1度の一般開放は例年約5千人が来場する人気企画。ことしは、海底資源の分布調査などを行う新造船「かいめい」の船内見学がイベントの目玉となる。昨年に引き続き、深海6,500メートルまで潜れる有人潜水調査船「しんかい6500」の実機も展示する。
「海底資源を調べるために」「北極海の渦を知ろう!」などをテーマに、最先端の科学技術を伝える4本のセミナー(午前10時半~午後3時半)も実施。科学工作教室や航路図づくり体験など、ことしも親子で楽しめる内容とした。
午前9時半~午後4時で入場無料。当日は京急線追浜駅から無料バスを運行する。イベントの詳細は公式サイトへ。問い合わせは、同機構広報課 電話046(867)9059。
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