(写真:神奈川新聞)
県川崎競馬組合は5日、2017年度(13開催64日間)の馬券などの年間売上金が27年ぶりに過去最高を更新し約680億8900万円(前年度比7.6%増)となったと発表した。
これまでの最高は、バブル景気だった1990年の約664億3600万円。競馬人気に加え、「積極的な広報・ファンサービスを行い、レース編成も魅力的なものにした。インターネット投票を通じた売り上げ増も要因」(同組合)という。開催日が例年より1日多かったのも影響した。本場での売り上げ、入場者数も3年連続で増加し、約56億2800万円(同0.7%増)、37万7526人(同6.8%増)だった。
売り上げから返還金を除いた売得金も約679億5900万円(同7.9%増)で過去最高だった。こうした状況から、17年度は県と川崎市に配分金計約3億6千万円を繰り出す予定。
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