沖縄県内旅行を促進するおきなわ彩発見キャンペーンの第2弾が10日から始まる。第2弾の対象事業者は楽天トラベルとじゃらんの2社のみとなる。10日から第1弾と同じキャンペーン特設サイトから、対象の旅行商品にアクセスできる。8月30日までの宿泊分が対象。予算は1億5千万円で、なくなり次第終了となる。
今回は、民泊や民宿など低価格帯の事業者にも補助を行き渡りやすくするために、補助額の段階ごとに予算を配分する。
楽天トラベルとじゃらんはそれぞれ県内の約2千施設と契約している。うちそれぞれ800施設は、宿泊価格が6千円未満の小規模事業者となっている。
第1弾は、利用者の6割が北部のリゾートホテルに宿泊していたため、キャンペーンの恩恵にあずかりづらい小規模施設などから改善を求める声が上がっていた。インターネットのみで旅行商品を販売するオンライントラベルエージェント(OTA)としか契約していない小規模施設も多く、第1弾に参加した旅行代理店が扱っていない施設もある。
県観光政策課の担当者は「感染対策を取っている施設を取り扱っているため、安心して利用してほしい」と話した。
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