五十七のぞき 人類も飛べた!? 楽しく跳んで鍛えるトランポリン

投稿日: 2016年07月20日 17:00 JST

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人間は、広い世界のほんの一部で生きている。
全てを知ることはできない。
世界のどこかには、自分の知らない何かを熱狂的に愛してる人がいる。研究する人がいる。
そんな人が集まると、小さなブームになる。
誰かの世界を、少しだけ覗いてみちゃおう。
それが「うさこの覗いた世界」なのだ…!

 

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バランスよく体を使って運動できることからダイエットの救世主として長く人気を得てきた「トランポリン」。
身近な健康器具としておうちで楽しむミニトランポリンを所持するご家庭も少なくないだろう。
サーカス団員が空中から落下しても平気なように設置されたネットからその着想を得て世に産み落とされ
1930年ごろに現在の形が完成して以降、世界的に有名な遊具となっているが
その正しい遊び方を知っている人はどれだけいるだろうか?
わたしはかつて遊園地のトランポリンで遊んでいたところ
転倒したことに気付かなかった父親に跳ね続けられ鼻を擦り剥いたという苦い思い出を持つ。
親子の仲を切り裂くような同様の事件はいつの時代も各地で勃発した。
一時大ブームが起こりデパートの屋上などに設置されたものの数年経たないうちに撤去されてしまった…という悲しきエピソードも事欠かないようだ。
しかしそれも全ては正しくトランポリンを使えていなかったからに過ぎない。

 

わたしは悪しき過去と決別し、楽しい思い出で埋めるべく
巨大トランポリン施設に足を運んだ。

 

南大阪にある『てんとう虫パーク』。
様々なスポーツが楽しめるその施設の一角に、大阪最大のトランポリンエリアはある。
到着してすぐ、わたしは信じらない光景を目にするのであった。

 

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ひ、人が…

 

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人が浮いてる…!

 

「トランポリンはぽんぽん跳ねる遊び」というわたしのイメージをかるがる覆す「飛翔」
聞くとここでトランポリンを習っているスクール生なんだとか。
トランポリンは実は遊べるだけではない。
2000年からはオリンピックでも種目として追加されるほどの歴としたスポーツなのである。

 

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それではわたしも空を飛んでみよう。
教えてくれたのはフェニックストランポリンスクールの片岡先生。
まずはストレッチで体をほぐす。
トランポリンは柔軟性が不可欠なスポーツ。空中でどんな動きができるかは体の柔軟性で決まるのだ。
さらに言えば、足をしっかり沈ませてから足首を伸ばして勢いをつけることによってより高く飛ぶので
基本的な動作でさえ、体の柔らかさが重要。
日頃から柔軟を行うスクールの子どもたちと一緒に足のストレッチをしたところ…

 

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この差である。
子どもたちに圧倒的実力の差を見せつけられながら柔軟をこなしたあとは
早速飛翔タイムの幕開けだ。

 

ここで使っているのは競技用のトランポリン。
ちょっと沈むだけで、高く跳ぶことが出来る。

 

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その分バランスを崩しやすいため、練習は倒れることから始まった。

 

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前後に倒れ、お尻から倒れ、膝から倒れる。
全方位倒れることに慣れてこそようやく飛び立つことができる。
プールで遊ぶときに、準備運動をして胸に水を当ててから着水するのと同じだ。
跳べるからといって、跳んではだめなのだ。
倒れられるようになってから跳ばねばならぬ。とんだ哲学だ。
きちんと受け身を取れるようになれれば、やっと跳んでみる。
まっすぐ跳ぶことができたら、空中で足を抱いてみたり

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開脚したり…。

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ひとつひとつ段階を踏んでレベルアップしていく。
そうすることで、出来るはずがないと思ってたことも
いつの間にか出来るようになっているのだ。
トランポリンは「挑戦できること」も魅力のひとつだという。
次のレベルにアップしていくためには、いつも「ちょっとした覚悟」や「思い切り」が必要。
低いハードルを徐々に乗り越えていくことで、チャレンジ精神が養われていく。

 

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調子に乗って余裕ぶっこくと打ちのめされることも…。
人は挫折を乗り越えてより大きく成長していくのだ。

 

精神面もさることながら、「飛ぶ」ことには様々な効果が期待される。
ぶれずにまっすぐを意識することで研ぎ澄まされるバランス感覚。
「前後・横」にさらに「縦」がプラスされた3Dで動く技術。
全身をバランスよく使うことで、鍛えられる体幹。
身体が地面に着いたとき、何トンもの負荷がかかるという。
その重さを腹筋、背筋、太ももといった自分の体の筋肉が支えることで、実は体の端々まで染みわたる筋トレになっているのだ。
その実力はNASAでも取り入れられるほど。
こんな楽しい筋トレがあったなんて…。

 

スクールは子どもだけでなく、中には60歳を越えて始める人もいるそうだ。
身体が元気であれば跳び方をちょっと小さくすることで老若男女問わず体に負担をかけずに楽しむことも可能。
世には空飛ぶおじいちゃんもいるということである。
生涯スポーツとしても楽しめる「トランポリン」。
子どものための遊具だと思ってたら大間違いなのだ。

 

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実際やってみて、何よりポイントは「楽しいこと」。
跳ぶことで情緒が安定することもあるという。
全てを忘れて夢中になれる魅力がそこにはある。
運動が嫌いな人ほど、運動だと思わずに取り入れてうっかり健康になってほしい。
わたしは先生に教わったあとフリースペースでも飛び続け、

 

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はしゃぎ倒した挙句、まんまと数日間筋肉痛に陥った。
そして写真を見返して、自分が全然イメージ通りに跳べていないことに気付く。
もっと、もっと美しく飛びたい…!
わたしの心に「向上心」が芽生えた瞬間だ。

 

やればやるほど見たことのない景色を見せてくれる、奥が深いトランポリン。
もっとトランポリンを安全に楽しめる施設が増えて、
軽い気持ちで飛べる未来が訪れればいいのに…と全人類トランポリン健康計画を本気で構想するうさこなのであった。

 

『てんとう虫パーク BIG STAGE 河内長野店』
大阪府河内長野市原町4-2-3

『南大阪トランポリンパーク』
http://trampoline.tentoumushi-park.com/

『フェニックストランポリンスクール』
http://phoenix-trampoline.com/
先生に教わることができる体験教室実施中。

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米原千賀子

ライター兼イラストレーター。へっぽこな見た目とは裏腹にシビれる鋭いツッコミで世の中を分析する。人呼んでうさこ。常に今日の夜ごはんのことを考えている食いしん坊健康オタクな一面も。webマガジンNeoLなどで連載中。

公式サイト
https://4bunno1.wordpress.com/
ツイッター
http://twitter.com/yonusa1
 

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