トラブル増加のリボ払い、「年率15%の借金」と専門家指摘

投稿日: 2017年06月02日 11:00 JST

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「最近、リボルビング払い(以下・リボ払い)についてのトラブルが増えています。'16年度、国民生活センターには、過去最多となる806件の相談が寄せられたといいます。また昨年は、自己破産件数も13年ぶりに増加しました。この背景として、『近年、利用者が増加した、銀行系カードローンのリボ払い問題もあるのではないか』と指摘する専門家もいます」

 

そう話すのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。リボ払いとは、クレジットカードでの買い物やキャッシングが何件あっても、利用限度額内であれば、毎月一定額を返済する方法(一定額+利息の場合も)。一括払いではかからない利息が、リボ払いでは「手数料」として15%ほど付くのが一般的だ。荻原さんがリボ払いの危険性を解説してくれた。

 

「一度に50万円の買い物を、支払いが月1万円・利率15%のリボ払いで支払うと、返済総額は78万9,557円。返済回数は79回に及びます。リボ払いは、返済期間が長くなるほど利息がかさむので、利用額を少しずつ積み上げて50万円に達するほうが、一度に50万円の買い物をするより、返済総額は多くなります。これがリボ払いの危険性です。それでもリボ払いがやめられず、別会社でカードを作ってリボ払いを続け、自己破産に陥るケースもあります」

 

ただ最近は、「一括払いのつもりだったのに、実際はリボ払いだった」という相談も、国民生活センターに寄せられているという。

 

「これは、リボ払い専用のクレジットカードや、事前登録型のカードでリボ払い設定になっていた場合に起こります。『リボならポイント○倍!』などと勧誘され、リボ払い設定に注意を向けないまま契約してしまう方も多いようです」

 

こうしたカードでは、店頭で一括払いを指定しても、自動的にリボ払いになってしまうそう。

 

「クレジットカードの利用明細書は、毎月必ず目を通しましょう。リボ払いを利用した場合でも、一括返済は可能です。できるだけ短期間で完済し、今後、リボ払いは利用しないことをお勧めします。リボ払いとは、ようするに“借金”です。ポイント還元率などに惑わされず、お金は堅実に使いましょう」

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