■日本の温泉地に近い雰囲気の硫黄泉が!
候補地は2カ所あるという。
「現地の日本人会からはロサンゼルスから車で3時間のところにあるシカモア温泉を勧められているそうです。いわゆる硫黄泉の高級リゾートホテルで、日本の温泉地に雰囲気がとても近く、全室個室なので裸で入ることもできます。そのため日本人の利用客も多いそうです。
また、地元の大学内にも、アメフトやバスケ選手のために温泉治療できる施設があるそうです」(前出・在米スポーツライター)
とはいえ、メジャーリーガーの間では、そうした温泉治療はほとんど知られていないそう。
「実は大谷選手がケガをする少し前から、一平さんは彼に疲れが見えていたことを懸念していて、何度も『少し休んだほうがいい』と話していました。そのため、温泉で療養してしっかり体を休めることが今の彼には不可欠と考えたようです。全力ケアを約束している日本人会の方にも『前向きに考えたいので、代理人にも相談します』と答えたといいます」(前出・在米スポーツライター)
もともと大谷は岩手県の花巻東高校出身。温泉地で知られるだけに、野球の疲れを癒すために日常的に温泉に入っていた。地元関係者はこう語る。
「同高の野球部員たちは、夏の大会前に花巻温泉に入って身を清めることが習わしになっています。大谷選手は高校卒業後も、同級生と定期的に花巻温泉を訪れ、貸切り風呂を利用していました。LAに渡った後も、冬に帰省するときはよく花巻温泉に一家で来ています。なかでも父・徹さんが大の温泉好きで、岩手県内の秘湯をひとりで巡ることもあるそうです」
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