9月14日、甲子園球場で行われた巨人戦で勝利し、18年ぶり6度目となる悲願の“アレ”ことセ・リーグ優勝を果たした阪神タイガース。
2-4で迎えた9回表で守護神・岩崎優投手(32)が、今年7月に亡くなった元チームメイトの横田慎太郎さん(享年28)の登場曲・ゆずの「栄光の架け橋」でマウンドへ上がった。すると、曲に合わせてファンが大合唱。
巨人・坂本勇人(34)のソロ本塁打を浴びたが、1点差まで迫られたものの最後まで守り切った。待ちに待った優勝の瞬間は、午後8時49分。ベンチから選手たちが飛び出し、マウンドで歓喜を爆発させた。
大勢の阪神ファンが手に汗を握りながら見守った試合だが、中盤で大爆笑をさらった男が――。それは、元阪神OBで球団スペシャルアンバサダーを務める糸井嘉男氏(42)。
注目を集めたのは、6回裏で森下翔太外野手(23)がヒットを放ち、チャンスを広げて大山悠輔内野手(28)に繋いだ場面。
生中継を放送したCSチャンネル『GAORA SPORTS』で、実況を担当した中井雅之アナウンサー(65)が「糸井さん、またチャンスで4番大山登場です」と糸井氏に投げかけた。
すると糸井氏は、感情を込めながらこう述べたのだった。
「も〜、鼓動が止まらない(笑)」
すると中井アナが笑いながら、「止まったらダメですよ」と即ツッコミ。勝負を左右する展開に、糸井氏は「ヤバいですね〜、これは」とハラハラドキドキの様子だった。興奮する糸井氏と冷静にツッコミを入れる中井アナの掛け合いに、SNSではツッコミが続出。
《糸井天然すぎてオモロいwww》
《ほんと好き》
《糸井の鼓動が止まらないはあかんwwwww動悸やwwwww》
《まってwwww糸井の「鼓動が止まらない!!」って解説面白すぎるでしょ》
なお糸井氏は、前日13日にもXで《激しい虎動がとまらない!!》(原文ママ)と抑えきれない興奮を投稿していた。
現役時代も契約更改で契約書に印鑑を押そうとした際、リップクリームを取り出したなど数々の伝説が語り継がれる糸井氏。“宇宙人”との異名がつくほどの天然キャラは、健在だったようだ。