「目はバチバチ痛み、体中からドブの臭いが」18年ぶり阪神優勝で“2度目の道頓堀ダイブ”をした男性が語る驚きの変化【虎党たちの世代交代】
画像を見る 03年、星野阪神優勝時。橋には「飛び込まないでください」の文字が

 

■やはり虎はいた。パンツ一丁で勢いよく飛び込み咆哮

 

結論はすでに報じられているとおり、今回ダイブしたのは26人。たしかに現場は盛り上がってはいたが、03年や05年の優勝時ほどカオスな状態にはなっていなかった。

 

応援バットを打ち鳴らし、「六甲おろし」を歌い、選手の応援歌を合唱するファンたち。だが03年の時のように、かに道楽の目玉をはぎ取り、お店のキャラクター人形の足を折るような輩は皆無。カーネル・サンダース人形を形を川に投げ捨てる人もいない。また05年の優勝時のように全裸になって踊る人もすっかり消え去っていた。

 

記者と同じく阪神ファンも年を取り、礼儀正しくなったということだろうか。また若いファンの姿もあり、世代交代も起きているようだ。

 

だがそんななか、やはり虎はいた。

 

戎橋のたもとの遊歩道あたりに人垣ができている。「阪神優勝、飛び込め!」とはやし立てる声が飛び交うと、その中心にいた男性・Aさん(43)が「飛び込んでエエかなぁ?」「いくでー!」とやる気満々で周囲をあおる。するとパンツ一丁になり、勢いよく飛び込んだ。友達と来ていたようで、すぐさま数人が手を出して引き上げる。警察はいたが、特に何もせず静観していた。

 

川から上がったAさんが「やった、飛び込んだでー!」と雄たけびを上げると、集まった阪神ファンから拍手が上がっていた。

 

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出典元:

WEB女性自身

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