■「自立しつつ、ともに過ごせる理想の相手」
まず、出会いの仕方が理想的だったのでは、という指摘が。
「谷亮子夫妻は、オリンピック選手村で出会いました。パリ五輪が内定しているスポーツクライミングの楢?選手も、選手合宿で出会った野口選手と結婚しています」(菊池さん)
大谷ほどの大選手ともなれば、出会い目的で近づいてくる女性も多い。しかし、競技者として出会ったことで、「大谷選手も、安心して交際に至ったのではないでしょうか」と菊池さんは予想する。
真美子さんはすでに競技を引退したと伝えられている。
「鈴木誠也選手、ダルビッシュ有投手と、違う競技の選手だった妻が引退後に、海外で活躍する夫をうまく支えているケースは多い。子供のころから練習にあけくれたつらさも共有でき、壁にあたったときのよき相談相手にもなれますよね」(菊池さん)
ともに海外を転戦する現役のアスリート同士で結婚したのが、伊達公子とミハエル・クルム。しかし、“すれ違い”が生じ、結婚15年で別々の道を選んだ。大谷夫妻の場合、すでに妻は引退しているので、すれ違いの心配は少ないだろう。
「アスリートは自分のメンタルとの戦いもあり、精神的に自立しています。互いに自立しつつ、ともに過ごせる、そんな理想の関係を築いていけそうですね」(岡野さん)
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