■大谷が“かわいい男の子”に返れる存在
一方、妻が別競技のアスリートであることも安心の材料だという。
「海外で戦う選手は、みな、その競技の世界最高峰を目指して、言葉や習慣も食も違う国で生活します。そのプレッシャーやストレスは半端ありません。家の中では、競技から離れて、安らぎたいという気持ちもあるはずです」(岡野さん)
誰よりも練習熱心だといわれる大谷。家にいるときくらいは、野球以外の話をしたいと考えているのかもしれない。
実際に、大谷のデートは“まったり”としたものだったよう。前出のインタビューで、遠距離恋愛中は電話をしながら同じドラマを見るなどして過ごすことが多かったと明かしている。
「このインタビューを読むと、ふだんはぶれない芯の強さのある大谷選手が、“かわいい男の子”のように感じました」(菊池さん)
妻は、大谷が“かわいい男の子”に返れる相手なのかもしれない。さらに、食の好みがあうのも大切な要素だ。前出の伊達はクルムとの離婚後、レストランの統括総支配人を務める男性と再婚。
『婦人公論』のインタビューに、《前の夫は偏食家で食事にまったく関心がなかったので、今度は絶対に食にこだわりがある人がよかった》と語っている。
「アスリートは体が資本ですから、料理の好みが一致するのは大切です」(菊池さん)
その点、大谷は《カレーがやっぱり美味しかったですね》と、妻がルーからささっと作ってくれたドライカレーがおいしかったことを明かしている。
「こうした自分の口にあうおいしい料理を作ってくれる、料理上手な配偶者がいるのは、大谷選手の健康にも、とてもいいことですね」(菊池さん)
同じアスリートとして理解し合える相手であり、まったり過ごす趣味も、料理の好みもぴったりな大谷夫妻。真美子さんとの生活で、翔平がさらなる飛躍をとげることは間違いなさそうだ。